パウンドケーキの保存は冷蔵庫ならいつまで大丈夫?保存方法はどうしたらいい?

ずっしりと重いパウンドケーキを1本、奮発して買って来て、大事に切り分けて、毎日味わえたら、しあわせですよね。
しっとりして、濃厚な味わいを長い期間楽しめたら、最高ですね。
本当は、毎日、少しずつ、味わいたいのに、残ったパウンドケーキが、パサパサになったり、固くなったりと残念な経験をしたことがありませんか。
パウンドケーキの保存は冷蔵庫ならいつまで?
そもそも、パウンドケーキのパウンドとは、重さの単位ポンドからきていて、何が、1ポンドかというと、ケーキの材料となる小麦粉、バター、砂糖、卵の分量が、同比率なので、全て1ポンドずつで作ることができるということだそうです。
ということで、パウンドケーキは、バターをたっぷり使って作るので、しっとりしているんですね。
そして、砂糖もたっぷりの焼き菓子なので、常温でも、日持ちがきくといわれています。
冷蔵庫に入れてしまうと、バターが冷えて固まってしまうため、食感が悪くなってしまうので、美味しさを保つためには、常温保存が適しています。
フルーツを入れてつくったパウンドケーキの場合、水分が多いものは、傷みやすくなります。
また、甘さを控え目にしようとして、砂糖の分量を減らせば、それだけ、傷みやすくなります。
ということは、焼き立てのパウンドケーキを早めに食べきるのがベストということになりますが、傷まないように長く日持ちさせるを考えると、冷蔵庫で保存するようにしましょう。
特に、夏場は常温での保存が難しいので、冷蔵庫での保存がおすすめです。
冷蔵保存の目安は、4~5日間です。
冷凍保存なら、1ヶ月間くらいもちます。
パウンドケーキの保存方法は冷蔵?冷凍?
保存期間だけ考えると、冷蔵よりも冷凍保存のほうが、長くて、よさそうですが、冷凍保存にすると、どうしても、乾燥して、ぱさついてしまいます。
常温保存でできるだけ早く食べきるのがベストですが、どうしても数日間だけ保存したいなら、冷蔵保存で、乾燥する前に、できるだけ早くたべましょう。
実は、パウンドケーキのような焼き菓子は、冷凍保存しても、あまり味がおちずに、食べることができます。
特に、常温での自然解凍や、冷蔵庫での自然解凍で、冷たいパウンドケーキを食べることができるので、夏場には、おすすめです。
レンジやオーブンで温めて食べることもできますが、その際、アイスクリームを添えると、アイスの水分で、しっとり感を楽しむことができます。
パウンドケーキの保存方法は、どうしたらいい?
常温保存をする場合は、乾燥しないように、ラップでくるんで、保存しましょう。
パウンドケーキが1本まるごとある場合は、切り分けないで、かたまりのまま、しっかり、ラップをまきつけて、保存しましょう。
切り口から、水分が逃げてしまうので、食べる直前にスライスしたほうが、しっとりとした味わいが楽しめます。
パウンドケーキを手作りしたときには、焼き立てをそのまま冷ましてしまうと、乾燥してしまうので、すぐにラップで包むようにしましょう。
切り分けたものでも、一切れずつ、しっかりラップしたものを、まとめて密閉容器に入れておくとよいでしょう。
冷蔵保存にすると、バターが固まって、味がおちますが、夏場は常温保存が難しいので、冷蔵庫に入れましょう。
バナナなどのフルーツの入ったパウンドケーキの場合、水分が多いですので、冷蔵保存しても比較的大丈夫です。
ラップの仕方は、常温保存と同様、固まりであれば、固まりのまま、スライスしたら、1枚ずつ、ラップして、さらに、密閉袋や容器に入れて、乾燥を防ぐようにしましょう。
冷蔵保存したもので、ぱさつきが気になる場合は、水分をスプレーしてから、電子レンジやトースターで10秒程度温めると、よいでしょう。
さて、パウンドケーキは、冷凍保存のほうが、冷蔵保存より味があまり変わりません。
一度に食べきれないときは、冷凍保存して、食べる分だけ、解凍して食べるほうがよいかもしれませんね。
そこで、ポイントになるのは、冷凍保存の場合は、1本まるごとではなく、スライスしたものを保存します。
食べる分だけ、ラップで包み、それを密閉袋に入れて、乾燥を防ぎましょう。
食べ方も、トースターや電子レンジは使わずに、自然解凍するようにしましょう。
水分が飛んで、乾燥してしまうからです。
夏場は、自然解凍を冷蔵庫でするようにしたほうがよいでしょう。
また、自然解凍するときに、霜がついていると、溶けて、ケーキがべしょべしょになってしまいますので、注意しましょう。
自然解凍したものを電子レンジやトースターで温めると、焼き立てのようになります。
まとめパウンドケーキの醍醐味には、ずっしりとした1本を、少しずつスライスして、長く楽しみたいというのがありますよね。
バターが多いゆえに、冷蔵保存はあまり向かないという特徴をふまえて、上手に冷凍保存をつかって、やきたての風味を末永く、楽しんでみましょう。
また、夏場は、自然解凍でまだ冷たいケーキに生クリームやアイスクリームなどを添えて、楽しんでもいいですね。
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