フィナンシェの常温・冷蔵庫保存のポイントは?

2021年6月15日

フランス生まれのお菓子フィナンシェ。

しっとりした口触り、芳醇なバターの風味が人を幸せにしてくれるようなフィナンシェ。

私、大好きです。

フィナンシェはじっくりと火を通して焼きあげて作られているので、賞味期限は比較的長く、製品としてパッケージされたものなら、未開封で1週間から3カ月以上と様々ですが、開封後のものや、手作りのものはできるだけ早いうち、3日から5日以内に食べましょう。

それでも余ってしまった場合、保存するにはどうすれば良いのか?

今日はフィナンシェを保存するポイントをお話します。

フィナンシェの保存方法

常温保存

フィナンシェは口当たりが良いので、できるだけ常温で保存したいものです。

その場合、涼しい場所で直射日光と高温多湿を避けて保存しましょう。

手作りや開封後のフィナンシェは密閉容器に入れて保存すれば、3~4日保存可能です。

冷蔵庫保存

夏など気温が高いときは、フィナンシェを冷蔵庫で保存しましょう。

製品で未開封の場合はそのままでも良いですが、開封後や手作りの場合は、やはり密閉容器に入れましょう。

3~4日保存可能です。

フィナンシェの簡単な作り方

フランス生まれのフィナンシェを自分で作ってみたい!簡単に!

と思い立ち、今回は、作り方をご紹介します。

フィナンシェの特徴といえば、金塊を思わせる長方形の型と、ふんだんに使われるバター&アーモンドパウダーではないでしょうか。

お菓子作りは、時間とこころのゆとりがあってこそ成せる(おいしく出来上がる)と、日頃から思っていますので、そんな時に是非お試しください。

自分で作った贅沢お菓子(今回はフィナンシェ)をおいしく冷蔵・冷凍保存する方法なども合わせてご紹介します。

フィナンシェの作り方

材料

  • 卵白100グラム
  • 水あめ20グラム
  • 粉砂糖80グラム
  • 薄力粉90グラム
  • アーモンドパウダー40グラム
  • 無塩バター90グラム
  • バニラエッセンス適量
  • 無塩バター(焼き型に塗る分)適量

作り方

  1. あらかじめバターを溶かしておきます。
  2. 焼き型にバター塗っておきます。
  3. 薄力粉とアーモンドパウダーをふるいにかけておきます。
  4. 砂糖と水あめを合わせ、湯せんで柔らかくします。
  5. そこに、卵白を加えてトロトロな感じになるまで混ぜあわせます。
  6. そこに、ふるいにかけておいた薄力粉とアーモンドパウダーを入れてよくまぜあわせ、バニラエッセンスを加えます。
  7. そこに溶かしバターを少しずつ入れてまぜ合わせます。(溶かしバター)
  8. 熱いうちに型に生地を流し入れます。
  9. 180℃に予熱したオーブンで15分~18分焼きます。
  10. 焼きあがったらオーブンから取り出し冷まして出来上がり。

フィナンシェの基本は焦がしバターを使いますが、今回は簡単に溶かしバターで作っています。

もちろん焦がしバターで作ることもできます。

【焦がしバターの作り方】

  1. お鍋にバターを入れて中火にかけます。
  2. お鍋をゆすりながらバターが茶色(キャラメルくらい)になったら、なべ底を濡れぶきんに押し当てて、温度をさげます。
  3. バターが熱いうちに漉したら完成です。(作り置きもできますので、エシレバターなんかが手に入ったらドドーンと贅沢にまとめて作っておくのもいいですね)

手作りフィナンシェをおいしく冷蔵・冷凍保存する方法

時間と手間をかけて作った自作のお菓子。

いっきに食べるのはもったいない!ゆっくり味わってティータイムを楽しめる時においしく頂きたいものです。

そこで、おいしいままを冷蔵・冷凍保存する方法をご紹介します。

フィナンシェやマドレーヌなど小さめのバター菓子(焼き菓子)は常温での保存もできます。

あえて言うならば・・・焼きあがりすぐよりも、2日程経って頂いたほうが生地もおちついて口当たりが滑らかになります。

その際の密封はポイントです。

冷蔵庫保存

冷蔵庫保存のポイントは個包装です!!

ひとつずつラップで包みそれを保存容器や保存袋におれて冷蔵庫へIN。

頂くときは30分程前に冷蔵庫から取り出し、常温に戻します。

この方法だと4日~5日は日持ちします。

さらに、丁寧な保存方法(お店の商品みたいになります)としてエージレス(脱酸素剤)・ガス袋(酸素や湿気を通しにくいラッピング用の袋)・シーラー(袋のシール止め)を使っての密閉。

結構本格的です。

フィナンシェとマドレーヌのちがい

よく似たお菓子のフィナンシェとマドレーヌどちらも美味しいですが、ちがいをご存知ですか。

それは・・・たまごです。

フィナンシェは卵白だけを使いますが、マドレーヌは卵白も卵黄もどちらも使います。

また、マドレーヌにはベーキングパウダーも使うので、あのぷっくり仕上がりになっているのです。

まとめバター菓子(焼き菓子)にはやはり、ストレートのお紅茶がいいですね。

いくつかおススメのお紅茶をご紹介しておきましょう。

最近ではショッピングセンターの専門店街などでも店舗を見か蹴るようになりましたルピシア。

お手頃なのも魅力的ですが、季節に応じて色んなフレーバーが楽しめるのも楽しいですね。

外せないのはマリアージュフレールクスミティーフォションTWGなどでしょうか。

バターの風味が贅沢なフィナンシェとともに、格別な香りのお紅茶で、こころ安らぐティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

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