レトルトカレーの賞味期限はいつまで?期限切れは食べられる?
非常食・保存食の定番!便利なレトルトパウチに入ったカレー。
非常時のための備蓄になるだけでなく、普段の食卓にも活躍するので家庭の保存食の定番の一つ。
湯煎で温めるだけで食べられる手軽さもあり、特に一人暮らしの男性や学生さんなどはいつも助けられているのではないでしょうか。
近年は材料や味にこだわった高級レトルトカレーも人気で、中には1食1000円なんていう外食よりもお高くつくようなものも販売されています。
手軽に備蓄できる食品として、ご家庭にストックされていることも多いレトルトカレーですが、その賞味期限はどのくらいかご存知でしょうか?
レトルトパウチに密封されているし、長持ちするだろうというイメージから、あまりしっかりと賞味期限を確認せず購入されている方は少なくないと思います。
お買い得なセール時にたくさんまとめ買いして食品庫に入れてあり、いざカレーを食べようと思って見てみたら賞味期限が切れていた…そんな経験はありませんか?
いくら保存食品とはいえ、レトルトカレーにも賞味期限は存在します。
食べたい時にいつでも美味しいカレーが食べられるのが売りのレトルトカレーなのに、賞味期限切れで食べられないのでは意味がありませんよね。
そこで、今回はそんなレトルトカレーの賞味期限について、その適切な保管方法も含めご紹介します。
また、備蓄しすぎて余ってしまったカレーがある方向けに、オススメのアレンジについてもまとめてみました。
レトルトカレーの賞味期限は1〜3年!賞味期限が切れたものは食べられる?
ご存知の通り、レトルトパウチ食品は長い期間保管ができます。
レトルトカレーに関しては、メーカーによって違いがあるものの、賞味期限は製造日から1〜3年間。
平均して2年間は美味しく食べられるとされています。
完全殺菌して密封されているので、適切に保管していれば中で雑菌が繁殖することもなく、その優れた保存能力はたとえ賞味期限が切れてしまっても、1年くらいは大きな味の劣化もなく安全に食べられるほどです。
ですので、お手元に賞味期限が多少切れたレトルトカレーがあっても、慌てて捨ててしまうことはありませんよ。
念のため一度お皿に開けて異常がないか確認してから温めて食べればより安心です。
保管場所ですが、様々な環境に強いレトルトパウチでも弱点はあります。
長く美味しさを保ち、安全に食べるには下記のような場所に保存しておくといいでしょう。
- 高温多湿にならないところ
- 直射日光を避けた冷暗所
- 常温下で、大きな気温変化がないところ
- 風通しのいいところ
例えば、床下収納や食品庫のような場所が最適ですね。
しかし、長持ちさせたいからといって冷蔵庫や冷凍庫に入れるのはお勧めできません。
カレーは油脂が多い食品なので冷やすことで分離が起こり味が落ちてしまいます。
また、具の中でも特にジャガイモは冷凍すると水分が抜けてパサついた食感になりがち。
常温下でも賞味期限が平均2年もありますので、むやみに冷蔵庫で冷やしたり、冷凍することはやめましょう。
余ったレトルトカレー救済!飽きずに美味しく食べられるレシピ
いくら人気料理とはいえ、スパイスがきいたしっかり味のカレーは飽きてしまうのも早いものです。
賞味期限間近や、少し切れてしまったカレーがたくさん自宅にあり、流石に毎日は飽きてしまって食べられない…
そんなお悩みを抱えている方は、レトルトカレーをそのままご飯にかけるだけでなく、いろいろなアレンジをしてみましょう。
カレー味のものはいろいろな料理に幅広く使えます。
洋食に加えるだけでなく、和の食材にも相性抜群。
ご自宅ですぐ簡単に試せるオススメのレトルトカレーアレンジレシピをご紹介します。
●チーズカツカレー
お惣菜コーナーで買ってきたトンカツとチーズを加えるだけで豪華なカツカレー。
今日はガッツリ食べたい!という時に。
●厚揚げのカレーチーズ焼き
和の食材である厚揚げにレトルトカレーとチーズをかけて焼く簡単メニュー。
厚揚げが食べ応え抜群で、ダイエット中ならご飯なしでも満足できます。
●カレーうどん
残ったカレーの定番アレンジであるカレーうどん。
野菜やキノコをプラスして、ヘルシーかつボリュームもアップ。
●カレーとカルボナーラの白滝パスタ
白滝に濃厚なレトルトカレーとカルボナーラを合いがけ!パスタを食べるよりも大きくカロリーダウンでき、しっかり味でお腹も大満足です。
●オムカレー
オムライスにケチャップではなくレトルトカレーを!ごちそう感のある一食が簡単に出来上がります。
お腹が空いている時に最適メニュー。
まとめ
多くのご家庭に常備されているであろうレトルトカレー。
賞味期限もおよそ2年ととても長持ちする美味しくて便利な保存食ですが、さらにアレンジの幅も広いとなるとますます食卓で活躍しそうですね。
たとえ賞味期限が切れてしまっても、すぐには腐ってしまうことがないのもレトルトパウチ入り食品のいいところ。
災害用備蓄も含め、少し多めに買っておくととても便利です。
お子様も大好きなカレーですから、帰りが遅くなってしまったり、疲れて「今日はご飯を作る気力がない」という時に必ず役に立ちます。
そのまま食べるだけでは飽きてしまったという方も、ご紹介したアレンジを参考に色々と応用を利かせて、今まで以上にレトルトカレーを楽しんでみてください。
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