ローストチキンを冷蔵庫に保存するコツは?冷凍庫でもOK?余った場合の活用方法は?

2021年6月21日

ローストチキンは、ニワトリを丸ごと焼いた肉料理です。

その調理方法は様々で、オーブンやグリルで焼いたり、串に焼いたりしますが、丸ごと焼くので旨味を閉じ込めてくれるし、なにより食卓が豪華になる一品です。

しかし、丸ごとニワトリを焼くので、食べきれないこともあると思います。

今回はローストチキンの保存方法や活用方法を紹介します。

ローストチキンを冷蔵庫で保存するときの方法は?どれくらい日持ちするの?

ローストチキンを冷蔵庫に保存する方法はつあります。

まずは、タッパーなどの密閉容器に入れて保存する方法です。

翌日に食べるのであれば、お皿にサランラップという方法でもいいのですが、しっかり密閉している方がローストチキンの風味を閉じ込めてくれます。

もう1つの方法は、ローストチキンを切り分けて耐熱性のあるジップロックへ入れる方法です。

タレがついているローストチキンであれば、この方法で保存することで、乾燥を防いでくれます。

温める時も、保存した袋ごと湯せんできるのでとても便利で、しかもチキンが硬くならずにジューシーなまま温めることができるのでとてもおススメです。

ローストチキンは、2~3日程度冷蔵庫で保存できます。

しかし、お箸などで直接チキンをつついた残りを保存するときは、翌日には食べきるようにしましょう。

ローストチキンは冷凍庫で保存できるの?

ローストチキンを冷凍保存できるというイメージはあまりないかもしれませんが、調べてみると、冷凍保存ができるということがわかりました。

冷凍庫に保存する時に一番大事なことは、ローストチキンが冷めてから冷凍庫に入れることです。

チキンが温かいままで冷凍庫へ入れると、冷凍庫内の温度が上昇し、他の食材も傷んでしまうからです。

ローストチキンが完全に冷めてから小分けにカットしていきます。

カットすることで、解凍する時の時短になったり、加熱ムラを防ぐことができます。

カットしたローストチキンは、空気に触れないようにサランラップでしっかり包み、ジップロックなどの密閉できる保存袋へ入れます。

この時も空気をしっかり抜いてから封をすることで、ロースチキンが乾燥したり、におい移りを和らげてくれます。

骨付きのローストチキンも同じ方法で冷凍することができます。

ローストチキンは、調理過程でしっかり味付け・加熱をするので、1か月程度保存することができます。

ただ注意が必要なのは、一度口をつけたローストチキンはそこから菌が繁殖するので、口をつけた部分は切り落とし、早めに食べきるのがいいでしょう。

ローストチキンの上手な解凍方法は?

ローストチキンを解凍する方法は、主に3つあります。

まず1つめの方法は、冷蔵庫で解凍する方法です。

食べる6~8時前に冷凍庫へ移しておき、ゆっくりを時間をかけて解凍します。

ゆっくり解凍することで、ローストチキンの風味をより保ったまま解凍することができます。

ただ、ローストチキンが大きい状態で冷凍した場合の解凍には向いていないので注意が必要です。

ローストチキンが解凍できたら電子レンジで中までしっかり温めましょう。

解凍2つめの方法は、流水解凍です。

ちょっと意外に思うかもしれませんが、料理過程でしっかりと火が通っているのでこの解凍方法でもあまり傷まずに解凍することができます。

ローストチキンを保存袋に入れたままの状態で、大きめのボウルの中へ入れて、水道水をかけて解凍します。

室温が高い場合は、ボウルに氷を入れてできるだけ冷たい状態でゆっくり解凍するようにしましょう。

解凍できたら、中までしっかりと温めるために電子レンジなどで加熱しましょう。

3つめの解凍方法は、最初から電子レンジで解凍する方法です。

これが一番手軽にできる方法です。

電子レンジで解凍する時は、まず解凍モードである程度解凍しましょう。

電子レンジで加熱までしてしまうと、肉が乾燥しておいしくなくなってしまうので、解凍したローストチキンを温めるときは、チキンをアルミホイルで包んで、オーブントースターで温めましょう。

そうすることでしっとりとした肉感を保ったまま温めることができます。

途中で裏返すのも忘れないようにしましょう。

ローストチキンの余りの活用方法は?

ローストチキンはボリュームたっぷりなので、余ってしまうこともあると思います。

翌日そのまま食べるのもいいですが、ちょっとアレンジするだけでも別のメニューに変身するので、余ったローストチキンの活用方法を紹介しますローストチキンの残りグラタンローストチキンの残りを刻んで、ゆでたマカロニやホワイトソース・チーズを乗せて焼くだけの簡単レシピ。

ローストチキン自体にしっかり味がついているので、簡単に本格的なグラタンを作ることができます。

グラタンに色味が欲しい場合は、マカロニをゆでるときにブロッコリーなども茹でて、グラタンに入れてもいいかもしれませんね。

ローストチキンのピラフローストチキンが少ししか余らなかった場合は、ピラフにしてしまいましょう。

ピーマンやニンジンなどの野菜を細かく刻んで、ローストチキンとごはんとともにコンソメで炒めたら、簡単にピラフが完成します。

ローストチキンは大きめの肉の塊で炒めるほうが、ボリューミーにみえます。

ローストチキンはニワトリを丸ごと焼いているのでとっても豪華ですが、なかなか食べきれないことも多いです。

しかし、今回紹介した保存方法や活用方法を試してもらえたら、大きなローストチキンを余すことなく堪能できると思うのでぜひチャレンジしてみてください。

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