ほうれん草は冷蔵庫で保存しても大丈夫?

ほうれん草は冷蔵庫での保存が適する

ほうれん草というのは高原地帯などで栽培するのが向いているそうです。

温暖な気候よりは冷涼な気候でよく育つ野菜ということです。

また、保存する際は常温ではなく、冷蔵庫で保存するのがいいです。

ほうれん草を保存するのに最適な温度や湿度というものがあるのでご紹介します。

ほうれん草の保存には0~5℃が最適です。

野菜室で保管するよりは冷蔵庫の冷蔵室で保存するのがいいです。

ほうれん草の保存に最適な湿度は95~98%ということで、かなり高めですね。

湿度が高めで、それをキープできる環境が好ましいです。

湿度を一定に保つためには、新聞紙にくるんでポリ袋に入れて保存するとよいです。

ほうれん草は新聞紙で包んで冷蔵保存しよう

ほうれん草は収穫した後も呼吸を続けている野菜で、水分を発散し続けているとのこと。

従って、そのままだと乾燥しやすく、野菜としての鮮度を保ちにくくなります。

乾燥から防ぐには、まず、新聞紙で包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫で立てて保管するとよいです。

広げた新聞紙の上にほうれん草を乗せ、軽く包んで冷蔵庫で保存しましょう。

キッチンペーパーでも代用できますが、大きさが足りないですね。

新聞紙ならほうれん草全部を包み込むことができますので、新聞紙1枚でほうれん草を丸ごと包んで、冷蔵庫で立てかけて保存するのがいいですね。

こうすることで、1週間は持ちますよ。

新聞紙でくるんだ後、ポリ袋に入れて閉める場合、ポリ袋の口はきつく締めないように注意してください。

乾燥に弱いほうれん草は、乾燥するとしなしなになって鮮度が落ちますので、ポリ袋の口は閉めておくのがいいのですが、あまりに固く締めすぎると、今度は完全に密閉され、ほうれん草から蒸発した水分の行き場がなくなり、蒸れてしまうので注意しましょう。

ポリ袋の口は軽く締める程度でよいです。

ほうれん草に限らず、野菜は収穫後もずっと呼吸をしているそうです。

従って、自宅で買ってきたほうれん草を冷蔵庫で保存する場合も、畑で植わっているときと同じ状態にして保存することで、野菜の鮮度は長持ちする傾向にあるそうです。

横にして保存するとストレスを感じるそうで、その分野菜の鮮度も早く落ちるというわけです。

ほうれん草を冷凍保存する際の注意は?

ほうれん草を冷凍庫で保存する方法もありますが、これには一手間要ります。

まず、ほうれん草を茹で、そのあと、冷凍庫で保存する方法です。

ほうれん草を茹でる際は、水でほうれん草を軽く洗ってから鍋に水、塩少々を入れて沸騰させるとよいです。

水1リットルに塩を小さじ1程度の分量でOKです。

鍋にほうれん草の茎の部分だけ入れ、30秒程度茹で、残りの葉っぱの部分も入れて、さらに30秒、茹でます。

このようにすればほうれん草全体、むらなく一律に茹で上がりますので、少々面倒ではありますが、おすすめです。

茹で上がったほうれん草を冷水にさらし、よく絞ってください。

そのあと、食べやすい大きさに切って小分けにし、ラップに包んで冷凍しておきます。

小分けしておけば、使う際に欲しい量だけ解凍できるので便利ですね。

小分けしたものは冷凍用の保存袋に入れてから冷凍庫に保管します。

こうすることで、冷凍ほうれん草のストックは1カ月持ちます。

ほうれん草は加熱してから冷凍するほうが色、鮮度などの持ちが全然違ってきます。

これはほうれん草に含まれている酵素の働きが関係しているようです。

酵素というのは、低温化により働きが鈍りますが、味や鮮度も次第に落ちてきます。

つまり、冷凍保存をする前に一旦加熱処理を施すことで、酵素自体の働きを抑えることができ、味や鮮度の劣化も抑えることができます。

まとめ

今回、ほうれん草を冷蔵庫で保存する方法についてお伝えしましたが、野菜の保存方法もそれぞれやり方が違うこともあるので、なかなか面倒ですよね?

一手間かけて冷蔵庫や冷凍庫で保存しておけば、いざという時安心ですよね?

野菜室のある冷蔵庫なら、買ってきたほうれん草をそのまま野菜室に入れておいてもよさそうですが(私は野菜全般すべて野菜室に入れています!)、野菜室はあまりよくないようです。

やはり、冷蔵庫で立てて保存するのがベストです。

一手間かけることで、野菜の鮮度や味が劣化するのを防げるということはあるでしょう。

今まで買ってきたほうれん草は迷うことなく野菜室に入れていた私は今後は冷蔵庫で立てて保存しようと思いました。

そうすることでほうれん草の鮮度を保てるのならお安い御用ですよね?

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。