ルッコラを長持ちさせる保存方法は冷蔵庫?冷凍庫?
ルッコラは、イタリア料理のパスタ、ピザ、サラダなどで、よく利用されている野菜。
サラダが定番で、ルッコラの独特なゴマのような香りと、ピリリとした辛味が特徴です。
あの香りと辛味がたまらないんですよね。
そんな人気のルッコラを、上手に保存する方法や、おいしい食べ方、家庭菜園でのやりかたを調べてみました。
ルッコラのあの辛みが苦手な人は、辛みをおさえる方法などもありますよ。
ルッコラは冷蔵庫で保存するべき?
生のルッコラは冷蔵庫で保存しましょう。
保存できる期間は5日ほどです。
ルッコラは葉物野菜なので、乾燥に弱いです。
時間がたつと、葉がしわしわになってしまったり、葉の色が黄色になってきます。
長持ちさせる保存のしかたは、水で湿らせた新聞紙やキッチンペーパーでルッコラをつつみ、さらにビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に立てて保存しましょう。
立たせることで、余計な栄養をつかわないので、みずみずしさが長もちします。
さらに根っこがついていれば、より長持ちしやすいです。
根がついたままのものがあればそれを買ったり、自宅で育てているものなら、根を切らずに収穫しましょう。
根っこを水に付けておけば、常温でも長く生き生きとしたまま保存できますよ。
ルッコラを冷凍して保存できる?
ルッコラを冷凍すると、より長く保存できます。
しかし、基本的に生で食べることの多いルッコラ。
生を冷凍したものは解凍すると、べちょべちょになってしまうので、冷凍するなら、ゆでたもののほうが向いています。
生のものは生のまま、新鮮なうちに食べてしまうのが、一番ですね。
ゆでて冷凍する方法なら、3週間ほど保存できます。
塩を入れたお湯に5秒程度ゆでて、すぐにボウルにためた冷たい水にさらします。
冷たくなったら水気をしっかりしぼり、食べやすい量に小分けにして、ラップでくるみ、フリーザーパックで密閉して保存します。
解凍したら、炒め物やおひたしとして食べられるようになります。
料理に入れても便利でお手軽ですよ。
加熱すると、ルッコラの辛味がやわらいで、食べやすくなるので、苦手な人もぜひゆでて食べてみてくださいね。
ルッコラをペースト状にして保存
ルッコラを冷凍するとき、ミキサーでペースト状にして保存しても便利です。
スパゲッティソースにして、上品な味わい。
肉料理のソースとしても、色々使えますよ。
ルッコラ200gにんにく2かけオリーブオイル大さじ5ミックスナッツ30g塩小さじ1全てミキサーで混ぜて、ペースト状にします。
フリーザーパックに入れて冷凍保存すると便利に使えます。
おいしいルッコラの選び方、辛みを取る方法は?
ルッコラの特徴はゴマの香りと、辛み。
葉の色が濃い緑であればあるほど、風味があり、辛さも強いです。
色の薄い、柔らかい若い葉のほうが食べやすいでしょう。
辛いのが苦手な人は、まるい形の若い葉を、苦いほうが好みな人は、ギザギザの濃い緑の葉を選ぶと良いです。
ルッコラが辛すぎると感じたら、水にひたしてひと晩おいておくと、辛み成分が水に溶けだし、すこし辛みがやわらぎますよ。
また、加熱しても。
炒めものにしたり、ゆでて食べると、辛みが抑えられます。
チーズなどと一緒に食べても、味がマイルドになります。
また、卵と一緒にいためると、卵が辛みを和らげてくれます。
ルッコラを育ててみると手軽に家庭菜園できる
育てやすさもあり、家の庭でも結構カンタンに栽培できるルッコラ。
ルッコラの種も手軽に手に入るようになってきました。
プランターで育てれば、毎日食べたいときに、新鮮なルッコラが手に入ります。
日の当たるベランダがあれば、育ててみてはどうですか?水やりをするだけでも、癒し効果があるといわれています。
毎日の成長が楽しみになりますよ。
ルッコラのおいしいレシピ
ルッコラを使った料理といえば、サラダ。
生でドレッシングをかけると、クセになるおいしさです。
チーズと、肉と一緒に、カルパッチョ、など、いろどりも良く何にでもあうので、とても便利です。
しかし、ルッコラは生だけじゃなく、加熱してもおいしいんです。
サッとゆでて、おひたしとして。
炒め物としてもピリッとした味がアクセントになって、おいしいです。
スープに入れたり味噌汁にトマトとルッコラを入れても、洋風味噌汁になりますよ。
おすすめは、ベーコン、ルッコラ、チーズなどを炒め、卵でつつんでオムレツするとおいしいです。
まとめ
ルッコラは生で食べるのが一番おいしいと思います。
あのゴマの香りと、ピリリとした辛さを味わうのは、やはり生がいちばんです。
できるだけ長く新鮮さを保つには、冷蔵庫で保存がベストです。
冷蔵庫で5日ほどもちます。
たくさんもらったりして、食べきれないときは、サッとゆでて冷凍保存しましょう。
ペースト状にして冷凍しても、おいしいです。
家庭菜園でも手軽に育てられ、オシャレでクセになるおいしさ、ルッコラをぜひ食卓に加えてみませんか。
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