もなかの保存は冷蔵庫?常温?容器は何がいい?
パリパリの軽い食感の皮の中に、甘いあんこがぎっしりと詰まったもなかは、和菓子の定番ですね。
小さいサイズでも満足感はたっぷり、熱い緑茶と相性抜群ですよね~。
食べ応えがあるので、ちょっと小腹がすいたなという時やお子さんのおやつにもぴったりです。
旅行先でもお土産として色々なご当地もなかが売られていて、自分で買うだけではなく、いただいたりする機会も多いのではないでしょうか?
一口にもなかといっても、あんこの中にもちもちの求肥やお餅が入っているものや栗が練りこまれているものなど、様々な種類を見かけます。
皮とあんこが別々になっていて、食べるときに作るようなものもありますね!自分で作る楽しみはもちろん、食べる直前に作ると皮のパリパリ感が最大限感じられてとてもおいしいです。
そんなもなかの皮のパリパリ感を保つために、中のあんこにも工夫がされています。
皮が湿気を帯びないように、あんこの水分量を減らしてその分砂糖の量を増やしているんだそうです。
だから、もなかのあんこは照りがあってねっとりしているのですね。
ちなみに、もなかの皮は皮種というそうです。
アイスにももなかがありますね、あれは皮種をウエハースの代わりとして、中にアイスクリームを挟んだものになります。
皮を持って食べられるので、食べやすいですよね。
おやつにお土産にと、とても馴染みのあるもなかですが、箱入りでいただいたときに賞味期限までに全部食べきれそうにないってことありませんか?
甘くておいしいけれど、一度にたくさんは食べられませんよね。
そもそももなかは常温保存でいいの?それとも冷蔵庫に入れる?冷凍しても大丈夫なの?
こちらでは、もなかの保存に関する疑問にお答えしていきます!
もなかの保存は常温ならいつまで?
もなかの皮は干菓子なので、湿気に気を付けて、当日中は比較的涼しい、直射日光の当たらない乾燥したところで常温保存してください。
しかし、もなかをいつまでも放っておくと、皮があんこの水分を吸って皮の食感がだんだん悪くなってきてしまいます。
では、もなかは冷蔵庫に入れた方がいいのでしょうか?
冷蔵庫は湿度が低く湿気にくい場所ですが、ヒエヒエになったもなかはとても湿気やすい状態になります。
冷蔵庫から出すと、皮がふにゃふにゃになってしまうのです。
なので、当日に食べきれない場合は、冷蔵ではなく冷凍の保存がおすすめです。
もなかだけでなく、おまんじゅうやお団子といった多くの和菓子は冷蔵庫のない時代からあるものなので、冷蔵保存には向かないんですね。
もなかの保存は冷蔵?冷凍?
もなかは冷蔵保存には向かないとお話ししました。
当日に食べきれなさそうな場合は、早めに冷凍庫に保存するようにしましょう。
冷凍したもなかは1カ月ほどであればおいしく食べられます。
1カ月先までもなかを楽しめるなんてうれしいですね!
冷凍する場合はもなかの水分が抜けてしまわないように、一つずつラップに包みます。
そうすると、におい移りも防ぐこともできますよ。
一度固くなってしまったもなかを冷凍すると、さらに水分が抜けて固くなってしまいます。
大事なのは、おいしく食べられる状態のまま冷凍保存することです!
食べるときは自然解凍します。
食べたい2~3時間前に冷凍庫から常温に出しておきます。
皮もしっかりパリパリのままなんですよ!
解凍後はどんどん味が落ちてしまうので、なるべく早く食べるようにするといいでしょう。
食べ残したものを再冷凍するのは、固くなるうえに衛生面での心配もあるので、おすすめはできません。
もなかの保存容器は何がいい?
もなかは一つずつラップで包み、更にビニールの袋に入れるのがおすすめです。
二重に入れておくことで、水分が抜けるのをしっかりと防ぐことができます。
保存袋に日付を書いておくと、期限がすぐに分かって食べ忘れも防げます。
賞味期限が箱に書いてあるし、箱のまま冷凍庫に入れておこっ♪とうのはやめておきましょう。
箱のままだと場所をとってしまう上に、残りの数も把握できませんね。
もなかのパリパリ感をいつまでも楽しむためには、面倒ですが一つずつラップで包みましょう。
次もおいしく食べるため、がんばりましょう!
まとめ
もなかは当日中は常温保存!
当日中に食べきれなければ早めに冷蔵ではなく冷凍する!
たくさんいただいたりしたもなかは、当日中に食べきれなさそうな場合には冷蔵ではなく冷凍で保存しましょう。
そうすれば、1カ月ほどはおいしく食べることができます。
冷蔵保存は皮のパリパリ感を損なうのでおすすめできません。
一度固くなってしまったもなかは保存すると更に固くなってしまうので、おいしい状態のまま早めに冷凍保存することが重要です!
冷凍保存するときは、一つずつラップに包んで、ビニールに入れましょう。
水分が抜けるのを防いで、におい移りも防いでくれます。
たくさんのもなかも冷凍保存で長い期間楽しむことができます。
もなかを保存する際にはぜひ参考にしてみてくださいね!
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