デラウェアを冷蔵庫や冷凍庫でおいしく保存するために

2021年10月11日

定番のブドウ、デラウェア。

小粒ながら、いったん食べ始めると手が止まらなくなるおいしさ。

そのみずみずしさと甘さで、長い間親しまれていますね。

夏になるとフルーツ売り場の店頭に並んで、お盆のおみやげなどで、いっぱいもらうことも。

ほうっておくとすぐいたんでしまうフルーツ。

今回は、デラウェアのじょうずな保存のしかた、おいしい食べ方などを調べました。

ぜひお役にたててください。

デラウェアの保存は冷蔵庫へ

新聞紙、ペーパータオルなどでつつみ、ビニール袋や、タッパー容器などにいれて保存しましょう。

冷蔵庫の野菜室に保存するのがよいでしょう。

旬は暑い時期だと思いますので、常温に置いておくより冷蔵庫のほうが長持ちします。

おいしく食べられる期間は3日程度です。

冷蔵庫で保存するときはそのまま、洗わず保存します、食べる直前に流水でサッと軽く流す程度でじゅうぶんです。

ブドウの表面の白い粉のようなものは、ブルームといって、ブドウ自身からでる物質です。

これがついているのは、新鮮さのあかし。

汚れを寄せ付けず、新鮮さを保つはたらきもしていますので、食べる時までは洗い流したりしないように。

デラウェアを冷凍庫で冷凍保存するとおいしくなる?

デラウェアなどのブドウは凍らせると、甘みが強くなり、皮もむきやすくなります。

冷凍したら1カ月ほどもちますので、たくさんあるときにおすすめの保存方法です。

デラウェアを冷凍するときは、房ごと洗い、ペーパータオルなどで優しく水気をふきとります。

そしてラップでつつんで、ジッパー付きのビニール袋などに入れ、冷凍室へ。

1カ月ほど保存できます。

ひんやりスイーツとしてそのままたべるとシャーベットのよう。

ヨーグルトや牛乳などと一緒にミキサーにかけてスムージーに。

ヨーグルトにそのまま入れたりしても。

いろんな食べ方が楽しめます。

そのまま食べる時も、皮がむきやすくなって、食べやすいです。

暑い夏を乗り越えるのに、向いている保存方法です。

見栄えも良いので、色々なものにトッピングして、SNSにうってつけ。

デラウェアはなぜ種がないの?

ブドウはふつう、なかに種がはいっています。

しかしデラウェアには種がない。

これは、育てているとき花が咲いた後に、ジベレリンというホルモン剤にひたしておくと、種がなくなってしまうのです。

薬品というと、体に悪くはないのかな?と思いますが、じつはジベレリンは、種の中で作られ、実を大きくさせる作用があるホルモン。

自然界に存在する菌を発酵したものです。

酵母のようなものなのです。

日本の厳しい基準にも合格しているので、安全性に問題はありません。

おいしいデラウェアの選び方と食べ方は?

色が濃く、シワがない、くきの部分が緑色であること、実がポロポロこぼれている要なものは、古いので避けましょう。

ときどきカビが生えたいたりするものがあるので、よく見て買いましょう。

ブドウには、白い粉ブルームがついていると新鮮です。

これは糖が表面にでた固まったもので、甘い証拠です。

これは、ブドウ全体にうっすらとついているもので、カビの場合は、部分的に真っ白になっていたりするので、わかりやすいです。

実が詰まり過ぎているものも、たくさんあってお得!と思いがちですが、多すぎてもよくありません。

一粒一粒の大きさがそろっていて、大き目なものが甘みがあっておいしいです。

また、ブドウの房の上の部分のほうが甘いので、下のほうから食べ始めたほうが、おいしく感じられます。

すっぱいほうからたべるの?と思いますが、そのほうがだんだん甘さが強くなっていくので、あまさをより感じられるのです。

ブドウは皮ごと食べられる?

ブドウには、抗酸化作用があるポリフェノールがたくさん含まれていることはご存じですか?このポリフェノール、とくに皮の部分にたくさん含まれているのです。

抗酸化作用はいわゆる、若返り作用。

ポリフェノールをとればシミ、シワになりにくい体に導いてくれます。

そんな皮を捨ててしまうのは少しもったいない。

ぜひ食べていきたいですよね。

私は、冷凍してあるものを皮ごとミキサーにかけて、スムージーにして飲んでいます。

他のフルーツと牛乳などと一緒でも、もちろんデラウェアだけでも十分おいしいですよ。

気軽に手っ取り早く皮までおいしく食べられるのでおすすめです。

まとめ

デラウェアは、洗わずにキッチンペーパーなどに包んで、冷蔵庫の野菜室へ。

3日ほど保存できます。

それ以上保存する場合は、冷凍庫へ保存しましょう。

凍らせると、甘みが強くなり、皮もむきやすくなります。

シャーベットみたいで、つめたくておいしくなります。

あまくて種がなくて食べやすいデラウェア。

体内に吸収されやすいブドウ糖がたくさん含まれているので、夏の疲れをとるのにぴったりです。

また、ポリフェノールもたくさん含まれている皮も一緒にとると、若返り効果もある、うれしいフルーツです。

新鮮なものを選んで、おいしくいただいてください。

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