ぶり大根を冷蔵庫で保存できる期間は何日間?常温や冷凍ならどれくらい?
ぶり大根は、寒い季節になるとふと食べたくなりますよね。
甘じょっぱい味のしみた大根と、香ばしいうまみのある、ぶり。
昔からある定番のおいしさの、日本の和食です。
まいにちでも、食られるくらいですよね。
家族みんなのぶんの料理を作っている身としては、足りなくならないよう、ついつい量を多めに作りがち。
それに、ぶり大根はすこし手間ひまがかかるので、まとめて作りおきしておきたい、というのが主婦の心。
そんな時に限って、あまり食べられなくてあまってしまい、冷蔵庫の中に入れているうちに、うっかり忘れられたまま、いたんでしまった…なんてことになったら。
もったいないですよね。
そこで、作ったぶり大根は、何日間なら冷蔵庫で保存できるのか、さらに、あまったぶり大根を変身させる方法を、お教えしますね。
ぶり大根を冷蔵庫で保存できるのは何日間?
ぶり大根を作って冷蔵庫へ保存してからは、3日間ほどおいしく食べられます。
ぶり大根は、作ってすぐよりも、2日目のほうが味が染みておいしいのです。
一晩寝かせると、生臭さも消えます。
3日目になると、味がよりしみて濃く、うまみが増してきます。
しかし4日目以降から、だんだん生臭みが出てきて、味が落ちてしまいます。
ぶり大根があまったら、お皿ごとラップで保存したり、タッパーなどの密閉容器へ入れて冷蔵庫へ入れましょう。
食べる時は熱を加えたほうが安心ですよ。
ぶり大根を一晩おくとおいしくなる理由は?
ぶり大根などの煮物料理は、冷めていく途中で味が素材にしみこんでいくから、一晩寝かせたほうがおいしいのです。
大根に、特にうまみがしみこみます。
大根をぐらぐら煮込んで、組織を破壊させてから冷ますと、温めた時に大根からでた水分が、冷めた時に大根へ戻るとき、うまみ成分をとりこんで入り込むのです。
ゆっくり冷ますようにして、冷やしている時間をある程度長くしておいたほうが、味がしみこみやすいのですね。
だから、できたてのぶり大根は、大根にほんのちょっとしか味がしみこんでいません。
これは長時間コトコト煮込んでも、同じことです。
味付けのときには、大根を味見して薄いからと、調味料を多めに入れてしまわないように気を付けてください。
あとで味が濃くなってしまいます。
煮物の大根は、冷蔵庫で冷やしたときにこそ、本気だしますよ。
ぶり大根を常温でそのまま保存しておいて大丈夫?
ひと晩置いておいしくするために、多めにつくったぶり大根。
前日の夜に作って、テーブルの上に置いたままのものを翌日食べる、というくらいなら、大丈夫です。
ただし、気温10℃以下の冬の話。
気温の高い夏場は避けたほうがよいでしょう。
あっという間にくさってしまいますよ。
くさっているかどうかを見分けるには、・匂いが酸っぱい・なめてみて苦い・酸っぱい・味がおかしいかどうかを確認してみてください。
少しでも不安があったら、食べないことをおすすめします。
ぶり大根は冷凍庫ではどのくらい保存できる?
4日過ぎるなら、冷凍庫に入れ、凍らせて保存をしましょう。
冷凍庫だと、1か月ほど持ちます。
冷凍庫で凍らせておくと、かなり日持ちしますので忙しい時の作りおきおかずとして最適ですね。
密閉できるタッパーや、ジッパー付きのビニール袋などに、少し冷ましたぶり大根を汁ごと全部入れます。
空気をぬき、できるだけ早く冷凍できるように平べったくしたら、そのまま、冷凍庫へいれて凍らせるだけです。
・解凍方法は、そのまま放置の自然解凍、水道水を流しながら水に付けて解凍する流水解凍、レンジを使って解凍などがあります。
手っ取り早いのはレンジ解凍です。
凍らせた状態でそのまま一気に温めまでできるので、ダントツでお手軽です。
時間の設定がそれぞれ違うので、調節が必要です。
次は流水解凍です。
自然解凍よりかなり早く解凍できて、組織へのダメージも少ないです。
調理を始める前にちょろちょろ水を流してつけておけば、調理中には解凍できているくらい、早く解凍できます。
ただ、そこから温める必要があるので、レンジよりは手間が増えます。
ぶり大根が余ったときのリメイクレシピ!
簡単なレシピをご紹介ぶり大根、冷凍庫で1カ月たってしまった・・・結局食べそうにないなぁ、というとき。
ぶり大根をリメイクして、別の料理に生まれ変わらせてみませんか?
料理のリメイクというのも、あるのです。
とくに煮物のリメイクはしやすいし、こんな味になるんだ~という発見があって、楽しめますよ!
ぶり大根のリメイク炊き込みご飯(米1合あたり)
具はお好きなもので、にんじん、ごぼう、油揚げなどを細切りにします。
めんどくさければ、ぶりだけでもおススメですよ!
ぶりの皮、骨をとりますお釜にお米1合、めんつゆ(ストレート)大さじ2、しょうゆ小さじ2、塩ひとつまみ、ぶり、具材を入れたら、分量の線まで水をいれて炊飯スイッチを押すだけ。
大根ごと入れてください。
おかずなしでも十分おいしい、簡単ごはんです。
ぶり大根のリメイクパスタ
余ったぶり大根を食べやすようにほぐして、ゆであがったパスタにまぜるだけです。
お好みでネギや水菜をちらしても。
味が薄いと感じるなら、しょうゆをちょっとたらして。
たまに変わった味にすると、新しい発見があっておもしろいです。
まとめ
ぶり大根をはじめ、煮物は冷蔵庫で保存してこそ、よりおいしくなる料理です。
ぜひ冷蔵庫で保存して、おいしいぶり大根にしてあげてください。
できたても、ぶりが柔らかいしあっさりとして私は好きですけどね。
味に飽きてしまっても、アイデア次第でまた違ったぶり大根に出会うことができますよ。
ぜひぶり大根を思いきり味わってみてください。
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