賞味期限切れのジュース(ペットボトル)はいつまで飲んでも大丈夫?
コンビニや自動販売機で気軽に買えて、しっかり蓋もできるのでバッグの中にも携帯できるペットボトルのジュースはお出かけの時に一本持っていると便利ですね。
特に汗をかく夏場や乾燥する冬季はこまめな水分補給が大切なので、飲みたい時にすぐ口にできるペットボトルはとても助かります。
保存も効くので、ケースで購入して自宅にストックしているなんて方も多いのではないでしょうか。
そんな非常用の備蓄としても活躍するペットボトルのジュースですが、賞味期限についてしっかり確認したことはありますか?日持ちする印象から、厳しく賞味期限を確認して購入することはそこまで多くないかもしれません。
しかし、いざ飲もうと思って見てみたら賞味期限が切れていた…なんてことになるとせっかくの保存飲料なのに勿体無いですよね。
また、賞味期限は切れたものの、未開封だし見た目にも問題は無さそう…という場合は飲んでしまっても大丈夫なのでしょうか?今回は、ペットボトル入りのジュースの賞味期限や保管方法についてまとめてみました。
賞味期限や期限切れ飲料の飲める期間などの目安を知っておくと、例えばストック用にたくさん購入したい時にも役立ちますよ。
また、今まさにお手元に賞味期限切れのペットボトルがあり、飲むべきか捨てるべきか悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
ペットボトルジュースの賞味期限は半年〜1年!適切な保管方法は?
ペットボトルのジュースの賞味期限は、中身の種類やメーカーによっても多少異なりますが、およそ半年〜1年程に設定されていることが多いようです。
多くのペットボトル飲料の賞味期限は蓋部分に数字で印字されています。
半年以上は美味しく飲めるということで、普段からよく飲むジュースであれば、多めに買って保管しておいても消費できそうですね。
しかし、この半年〜1年という賞味期限は未開封の場合の期限です。
もし、一度蓋を開けてしまった場合はできるだけ早めに飲み切りましょう。
特に口をつけて飲むタイプのジュースであれば、冷蔵庫に入れたとしても2日くらいのうちには飲んでしまった方が安心です。
コップに注いで飲んでいた場合でも4〜5日程度で飲んだ方がいいですね。
また、この賞味期限の間をしっかり品質保持するためには保管場所の環境も重要です。
例えば直射日光が当たる場所や夏場の室内・車内など気温が著しく上がるところに長く置くと内容物の温度が上がり、ペットボトルが膨らんで破損したり雑菌が繁殖するなどして飲めなくなります。
また、日もちさせたいからといって冷凍庫に入れるのもペットボトルの破損に繋がることがあるのでオススメできません。
例外として凍結させることを推奨しているジュースに関しては冷凍保存も大丈夫です。
最適な保管場所としては、物置や食品庫、床下収納といった日光が当たらない冷暗所が挙げられます。
あまり湿気が多い場所も品質劣化に繋がりますので、長期間保管する場合は風通しの良さも確認しておくといいでしょう。
賞味期限切れのペッドボトルのジュースは飲める?安全なものの見分け方
ペットボトルのジュースの賞味期限は適切に保管すれば半年〜1年と長い期間であることをご紹介しました。
しかし安心してストックできることができることがわかった反面、それだけ長く放置していると期限の日付を忘れてしまい、うっかり賞味期限を切らしてしまうという事態が起きることもあります。
そんなジュースはもう飲めなくなってしまっているのでしょうか?実は未開封で容器に破損がなく、適した場所に保管されていたペットボトルのジュースであれば、賞味期限が多少切れていてもすぐに飲めなくなるわけではありません。
美味しさを保てる賞味期限よりも、安全に飲むことができる消費期限は長く、数ヶ月は健康上問題なく口にできます。
少なくとも、1ヶ月過ぎたくらいでは味としてもそこまで大きく劣化は起きていないでしょう。
飲もうとして賞味期限を見たら2〜3ヶ月切れていても、まずは慌てずペットボトルやジュースの状態を確認して見てください。
下記のような様子が見られた場合は飲むのをやめて廃棄する必要がありますが、そうでない場合はまだ大丈夫です。
- ペットボトルが膨張していたり、それによって中の液体が漏れている
- ミルク系飲料が中で分離している
- 沈殿物がある(フルーツジュースなどは元々沈殿があるものもあるので要確認)
- 匂いが変化している・少量舐めてみて味に違和感がある
このような時は、内容物に腐敗や菌の繁殖が起きている可能性があります。
体に不調をきたすこともありますので、飲んではいけません。
これはたとえ賞味期限内のものであっても同じです。
ストック品は飲む前に品質チェック。
これを忘れないようにしてくださいね。
まとめ
ペットボトル入りのジュースの賞味期限についてご紹介しました。
便利で身近なものほど意外と見逃しがちな飲食物の賞味期限。
ちょっと意識するだけで、賞味期限切れの廃棄を減らしたり、無駄のない購入やストックができるようになります。
また、長い賞味期限も適切な保管場所に置いてこそ発揮できるので、ペットボトルのジュースを置いておく環境についても考慮したいですね。
せっかくの備蓄品にもなるペットボトル飲料ですから、無駄にすることがないよう適切に保管して美味しく飲み切れるようにしましょう。
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