アーモンドの賞味期限はどのくらい?保存方法や期限が切れたらどうする?
ナッツの中でも抜群に知名度が高いアーモンドは、そのままおつまみとして食べるだけでなく料理やお菓子にも使われます。
ビタミンE、ミネラル、食物繊維やカリウムが豊富で、ダイエットにも効果があるオレイン酸も含むアーモンドは「天然のサプリメント」とも呼ばれるほど健康に効果が期待される、栄養満点の食材です。
美味しいだけでなく毎日継続して食べることで、血糖値の急激な上昇を防いだり腸内環境を整えてくれるので、日々の習慣として摂取していきたい食べ物の一つ。
そんなアーモンドですが、購入をする時に賞味期限を気にしたことはありますか?ナッツ類は水分含有量が少ないので日持ちすると言うイメージがあり、あまりシビアに賞味期限をチェックして買うことは少ないのではないかと思います。
セールなどで少しお安くなっている時にまとめてたくさん購入して保管していたらいざ食べようと思った時に賞味期限が切れていた…そんな事態が起きることも。
今回は、アーモンドの一般的な賞味期限について、また正しい保存法やたくさんアーモンドが余ってしまった場合の消費アイデアをご紹介します。
未開封のアーモンドはどのくらいもつ?正しい保存方法は?
まず、アーモンドの賞味期限について確認しておきましょう。
メーカーや製造方法によっても多少の差がありますが、パッケージが未開封の状態でおよそ5〜6ヶ月くらいが賞味期限に設定されていることが多いようです。
約半年ほど保管できるということなので、毎日継続的にアーモンドを食べる方であれば問題なくストックしておけそうですね。
ではパッケージを開封した場合はどのくらい日持ちするのでしょうか。
常温で保管している場合、開封後は1週間以内に消費することが推奨されています。
アーモンドは開封してしまうと酸化が進みやすいため、意外と早く食べらなければいけないのです。
元からジッパー付きのパッケージであればそのまま使えて便利ですが、そうでない場合は開封したらチャック付き保存袋や密閉出来る瓶などの容器にすぐに移し替えをしておくのが良さそうですね。
アーモンドの摂取量の目安は1日に25粒ほどと言われているので、一粒を約1gと考えるとだいたい一袋175g入りくらいのものであれば常温で1週間以内に食べ切れます。
もし1週間で食べ切れない場合は、冷蔵庫に保管しましょう。
さらに1週間ほど日持ちさせることができます。
しかし、保存方法として一番おすすめなのは、実は冷凍なんです。
冷凍庫に入れておけば、およそ2ヶ月も長持ち。
その都度食べる量だけお皿に出して10分ほどおいておけば解凍できます。
大容量のアーモンドを購入した場合は、開封した時保存袋に小分けして最初から冷凍庫に保管しておいてもいいですね。
もし冷凍庫の匂いがついて気になるのであれば、フライパンなどで軽く炒ると香ばしさが増して美味しく頂けます。
ただし、賞味期限や保管できる期限内であっても、アーモンドから油っぽい匂いがしたときは酸化が進んでいる証拠なので食べるのをやめましょう。
また、表面にカビが生えている場合も同様です。
そういったアーモンドは食べると体に悪影響を及ぼす可能性もあります。
長く保存しているアーモンドを食べるときはまず品質をチェックしてから口にするようにしたいですね。
アーモンドの賞味期限が切れたら?消費するにはこんなアイデアも!
アーモンドは袋を開封しても、冷蔵や冷凍することで長持ちさせることができることがわかりました。
しかし、業務用や輸入品のものなど、キロ単位などで入ったアーモンドを買ってしまい期限内に食べきれなかったり、たくさん購入してストックしておいたら食べる前に賞味期限が切れるなどして余ってしまったらどうすれば良いのでしょうか。
味付けなしのアーモンドでは、流石にそのまま食べ続けるのは飽きが来てしまいますしたくさん食べるのにも限界があります。
そんな場合は、味付けを施してみたり、料理に活用したり、またはお菓子作りに使えるようにパウダーにしてみるなどの工夫をしましょう。
余ったアーモンドを大量に消費できるおすすめのアイデアをご紹介します。
●アーモンドプードルにしてお菓子作りに
アーモンドを粉にしたアーモンドプードルは、お菓子作りに使われる粉として市販もされています。
糖質が低いので、ダイエット用や血糖値が気になる方向けのお菓子にもよく使われるのですが、小麦粉より高価。
アーモンドが余っているのなら、自分でアーモンドプードルにしてお菓子作りに活用してしまいましょう。
クッキーやケーキのほか、マカロンなど様々なお菓子ができますよ。
●アーモンドのキャラメリゼ
アーモンドの周りに甘くて香ばしいコーティングを施します。
キャラメル味で手が止まらない美味しいおやつに。
●人参のアーモンドきんぴら
お弁当の定番おかずである人参のきんぴらにアーモンドをプラス。
食感と香ばしさが加わってよりクセになる味になります。
●ミートボールにアーモンドをまとわせて
普段のミートボールの味がワンランクアップするアレンジです。
一度にたくさん作って冷凍もしておけるので一品足りないときやお弁当のおかずにも便利。
●アーモンドバター
ピーナツバターならぬアーモンドバター。
トーストやクラッカーなどに塗っておいしく大量消費できます。
まとめ
身近なようで意外と知らなかったアーモンドの賞味期限やアレンジレシピをご紹介しました。
思ったよりもナッツ類は酸化に弱く保管には注意が必要なので、たくさん手元にある場合はぜひこの記事を参考に正しく保存して安全に召し上がってくださいね。
もし賞味期限が切れたり、保管期間がすぎそうなアーモンドが余ってしまったら、お菓子作りやお料理に活用して賢く使い切りましょう。
栄養満点で体にも良いアーモンド。
「余らせてしまってもなあ…」と今までなかなか手が出せなかった方も、この機会に日々のアーモンド習慣を始めてみてはいかがでしょうか。
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