セロリの保存方法は?冷蔵?冷凍?おすすめレシピは?
しゃきしゃきした食感と香りが独特な洋野菜、セロリ。
スープやサラダ、お肉の臭み消しにも使えて便利な野菜なのですが人によっては好みが分かれますよね。
私も子供のころは苦手でしたが、大人になった今では独特な香りがやみつきになりよく食べます。
1年中スーパーで見かけることができるセロリなのでうまく使いこなせるようになりたいですよね。
今回はそんなセロリの保存方法や特徴や栄養について調べてみました。
セロリの保存は常温?冷蔵?冷凍?どれくらいもつの?
セロリは温度や乾燥にとても繊細な野菜なので常温保存はNGです。
必ず冷蔵か冷凍で保存しましょう。
ここでポイントは必ず茎と葉を分けて保存します。
なぜなら葉がついたままだと葉が茎から水分を吸収してしまって、茎がシナシナになってしまうからです。
冷蔵保存の場合
冷蔵の場合は茎と葉を分けた後、濡らしたキッチンペーパーでくるみ、保存袋に入れて保存します。
タッパーなどに立てて保存することでより長持ちさせることができます。
保存可能期間は葉っぱが約4日、茎が約6日です。
冷凍保存の場合
冷凍保存の場合は、茎は使いたい大きさに切ってから、筋を取り、できるだけ空気が入らないようにラップでくるみそれを保存袋に入れて保存します。
葉っぱは、細かく切ったら、そのまま保存袋に平らに並べるように入れて保存します。
冷蔵の場合は約1ヵ月保存が可能なので、すぐに使いきれない場合には冷凍保存がおすすめです。
解凍方法
冷凍しているセロリは凍ったままスープや炒め物などに加熱調理することでシャキシャキ感をたもつことができるのでおすすめです。
自然解凍も可能ですが、べちゃっとなってしまいますので冷凍させたセロリは生で使うサラダなどにはあまり向いていません。
万能薬としても使われた?セロリの特徴とは?
セロリはセリ科の野菜で、独特な香りが特徴とされています。
日本では茎を食べるものというイメージを持たれている人が多いと思いますが、葉っぱも食べることができます。
ヨーロッパでは肉の臭み消しに用いる香草としても親しまれているセロリ。
なんと古代エジプトでは死体の腐敗臭を防ぐためにミイラと一緒にいれていたそうです。
また、古代から中世にかけては疲労回復・滋養強壮だけでなく整腸剤や臭みけしなど様々な用途で使用され「万能薬」とされていました。
セロリの驚きの栄養と効能とは?
セロリにはビタミンA、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンEビタミンK、ビタミンU、カリウム、食物繊維、アピイン、アンドロステロンなど非常に多くの栄養素が含まれています。
便秘解消や美容・美肌効果もあるとされるので女性にはうれしい効能ばかりですね。
また、セロリの香りに含まれているアピインはアロマのようにリラックス効果あり、イライラを抑えることができます。
セロリは、栄養素以外はほとんど水分で構成されていて、そのカロリーは100gで15kcalしかありません。
なので、ダイエットにも最適で良いことづくしの食材です!
セロリのおすすめ料理
セロリとキウイのグリーンスムージー
セロリが栄養豊富な野菜なのはわかったけど、毎日料理に取り入れるのはなかなか難しい、、。
という方でもスムージーなら手軽にセロリをたくさん取り入れることができます。
自分の好きな野菜や果物と一緒にミキサーすることでセロリの味が苦手な人でも美味しく食べられることができます。
~レシピ~(材料)1人分
- セロリ10g
- キウイフルーツ1/2個
- 水または牛乳100ml
- キウイとセロリを洗います。
キウイは先端だけ切り落とし、皮ごと4等分くらいに切る。
(皮ごと食べることでより多く栄養を摂取することができます)
セロリもジューサーに入る程度の大きさにカットします。 - 材料をすべてジューサーに入れ、スムースな見た目になるまでミックスします。
- グラスに移して完成です。
余ったキウイをグラスにさすとおしゃれな見た目に!
セロリの漬物
セロリの漬物はとっても簡単にできる一品です。
今日の晩御飯のおかずあと一品ほしいなという時のためにさっとつけておけばすぐに食べることができます。
お好みで七味や唐辛子を入れても美味しいです。
~レシピ~(材料)
- セロリ4~5本(茎の部分のみ)
- 塩小さじ1
- 昆布だし(顆粒)小さじ2
- 砂糖小さじ2
- 酢小さじ2
- セロリは筋を取り、一口大に斜め切りします。
- ビニール袋に調味料をすべて入れ、少しもんで混ぜます。
- セロリを2の袋に入れ、よくもみます。
- 空気を抜いて、10分以上冷蔵庫で冷やせば完成です!
まとめ
今回はセロリの特徴や栄養、保存方法について紹介しました。
栄養豊富で様々な効能があるセロリ。
常温保存はNGで、保存期間は冷蔵なら葉っぱが約4日、茎が約6日。
冷凍なら約1ヵ月の保存が可能です。
正しい保存方法で、うまく料理に取り入れてみてくださいね。
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