枝豆を冷蔵庫で保存する時のコツは?変色したら食べれないの?
枝豆の旬と言えば6月~9月。
夏の定番で、ビールのお供に食べる人も多いと思います。
食べ始めたら、いつの間にかなくなってしまう枝豆ですが、生の枝豆はあまり日持ちしないので、すぐに調理しないとあっという間に変色してしまうだけじゃなく、栄養もどんどん失われてしまうんです。
そこで、枝豆を上手に保存するコツや枝豆の選び方などを調べたので紹介します。
枝豆を冷蔵庫で保存する時のコツは?
どれぐらい保存できるの?枝豆は、常温で保存するとすぐに傷んでしまうだけじゃなく甘みが落ちてしまうので、冷蔵庫に保存するようにしましょう。
枝豆を枝が付いた状態で買ってきた場合は、その枝ごと湿らせた新聞紙やキッチンペーパーなどに包んで野菜室に保存しましょう。
できるだけ立てて保存するほうがより長持ちします。
枝がついていない枝豆の場合も、湿らせた新聞紙などで包んでから、ジップロックなどに入れて野菜室で保存します。
このように保存した場合、3日程度保存することはできますが、収穫してから時間が経つごとに甘みが薄れていくので、早めに食べるのが一番いいようです。
もちろんゆでて保存しても大丈夫です。
枝豆は、生で保存するよりは、ゆでてから保存するほうが甘みを保つことができます。
ゆでた枝豆を冷蔵庫で保存したら、3日程度保存することができます。
もともと保存する前提で枝豆をゆでた場合は、粗熱を摂るときに自然に冷まさず、うちわなどで仰いで早く冷ますことが長くい保存できるポイントになります。
枝豆がいつまでも熱い状態で常温で置いておくと、傷みやすくなってしまうので、早く冷ますようにしましょう。
枝豆の色が変色しても食べられるの?
どういう枝豆が新鮮?枝豆を冷蔵庫に保存していたら、変色してしまったという経験はありませんか?
もちろん「丹波の黒豆」のようにもともとからうっすらと黒い枝豆もありますが、普通の枝豆も時間が経てば変色してしまいます。
また、栽培している過程で雨が降り、その影響で枝豆に黒い斑点ができるので、スーパーなどで枝豆を選ぶときにすでに黒い斑点がある場合も多いと思います。
なので、なかなか傷んでいるのか食べれるのか分かりにくいと思うので、見分け方を紹介します。
- 表皮や産毛が乾燥し、しぼんでしまっている
- 枝豆がぬるぬるして、触ったときにグニャっと柔らかい
- においが酸っぱい
- 食べたときに苦みを感じる
などの状態になっていれば、枝豆が傷んでる可能性があるので食べないようにしましょう。
枝豆は、収穫した瞬間から時間が経つほどに甘みや栄養素がどんどん失われてしまいます。
それと同時に、実のふくらみが少なくなり、産毛もなくなって、鮮やかな緑色ではなくなってしまいます。
枝豆が新鮮なうちにゆでるか、冷凍庫で保存するようにしましょう。
どういう枝豆が新鮮な枝豆なのかも紹介します。
まずは、できれば枝付きのもの買うようにしましょう。
枝豆の枝は枝豆の栄養成分がまだ残っているので、収穫後も枝豆の新鮮さを保ちやすくしてくれます。
また、枝豆のさやの色が鮮やかで、たくさん産毛があるものが新鮮な証拠です。
そして、さやが膨らんでいるものは、枝豆に十分栄養がいっているものなので、そういう枝豆を選ぶようにしましょう。
枝豆を冷凍保存する方法は?
生の枝豆を長期に保存するには、冷凍庫で保存するのが一番です。
冷凍庫で保存することで、鮮度や風味も保たれるだけじゃなく、栄養も失われにくくなるからです。
枝豆には、「オルニチン」という夏バテや二日酔いに効果がある栄養素が含まれています。
枝豆を冷凍保存することで、「オルニチン」の代謝が一時止まるので、効果をそのまま維持することができるんです。
しかも、枝豆を冷凍庫で保存する時は、ゆでてから冷凍庫へ入れるのではなく、そのまま冷凍保存するほうがおいしく保存できるのでとても簡単なんです。
買ってきた枝豆を洗って、水気を拭います。
この時枝がついている枝豆の阿合は枝を切り落としておきましょう。
水気を拭った枝豆をジップロックに入れて、空気を抜いて封をするだけです。
このように冷凍庫で保存すれば、1か月程度保存することができます。
食べる時は、凍ったまま熱湯でゆでるだけです。
この時お湯には塩を入れずにゆでてください。
その方が、豆の甘みをより残すことができ、ゆであがりもきれいになります。
枝豆の色が鮮やかになったら、1個とってゆで加減を確かめましょう。
好みの固さになったら、ざるに開けて、温かいうちに塩を振って完成です。
ゆでた枝豆も冷凍庫で保存することができます。
この時は、枝豆を少し固めにゆでるようにしましょう。
ゆでた枝豆の水をしっかり切って、完全に冷めたらジップロックへ入れて保存するだけです。
解凍する時は、沸騰したお湯に、凍ったままの枝豆をさっとゆでるだけで食べることができます。
冷凍する時に、そのままではなく、中身だけを冷凍すれば、そのまま料理の具材として活用することができます。
冷凍の食品でも枝豆はありますが、やはり新鮮な生の枝豆が一番甘みがあって、おいしいですよね!
夏は特に生の枝豆をたくさん手に入れやすいので、正しく保存して、冷たいビールのおつまみや子供への一品として毎日にでも食卓に並べたいですね。
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