ハンバーグは冷蔵庫保存でどれぐらいの期間大丈夫?おすすめレシピは?
子どもから大人までみんなが好きなメニューの一つといえば、ハンバーグだと思います。
ただハンバーグは作るのに少し手間がかかります。
でも、一度にまとめて作って保存しておくと、食事作りの時間を短縮することができます。
正しく保存すると、おいしいハンバーグを食べたいときにすぐに食べることができます。
そこで今回はハンバーグの正しい保存方法やおすすめのレシピを紹介していきます。
ハンバーグは冷蔵庫で保存する場合はどれぐらいの期間保存できるの?
ほとんどの場合ハンバーグは、ひき肉を使います。
ひき肉はお肉の中でも傷みやすいものです。
タネの状態のハンバーグだけでなく、中までしっかり焼いたハンバーグでさえも、常温での保存はとても危険です。
また、前日の夕食に作ったハンバーグが余り、次の日に食べようとした場合も、常温では保存しないようにしましょう。
煮込みハンバーグなどであっても、常温で鍋に入れて置いたままにしておかず、必ず冷蔵庫に入れるようにしましょう。
ハンバーグは常温で保存することによって、水分が抜けてしまい、ハンバーグならではの肉汁があふれ出てくるうまみを楽しむことができなくなります。
そして、なにより細菌が繁殖しやすくなり、食中毒などを起こしてしまう可能性も高くなるので、保存するときは冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵庫での保存の仕方冷蔵庫でハンバーグを保存するときは、タネで保存する場合と焼いてから保存する場合があると思うので、それぞれのコツを紹介していきます。
タネで冷蔵庫保存する場合
タネの状態で冷蔵庫に保存する場合は、ハンバーグをこねる段階から注意する必要があります。
素手でハンバーグをこねるのではなくてビニール製の手袋をはめてからこねるか、ビニール袋に入れて、袋をもんでこねましょう。
どちらの方法も手にタネがつかないばかりか、手の細菌がタネにつくのを防止することができます。
しっかりとハンバーグのタネをこねたら、一人分ずつラップで包んで、フリーザーバックなどの袋に入れて冷蔵庫に保存しましょう。
冷蔵庫に保存したタネは、1日程度で使うようにしましょう。
それ以上経過すると、ひき肉の質が落ち、細菌が繁殖してしまいます。
焼いた後のハンバーグを冷蔵庫で保存する場合
火を通したハンバーグは、しっかりサランラップをしておけば、3日程度冷蔵庫で保存ができます。
ただし、ハンバーグを焼いてから冷蔵庫に入れるまでの時間が長くなってしまうと、保存期間が短くなるので、早めに冷蔵庫に保存するようにしましょう。
ハンバーグは冷凍保存もできるの?タネの状態でも保存できるの?
ハンバーグを保存するのであれば、火を通したハンバーグを冷凍保存するのが一番いい方法です。
焼いたハンバーグを冷凍保存するときは、ハンバーグをしっかり冷ましてから、急速冷凍させることが大切です。
そうすることによって、ハンバーグの肉汁が逃げ出さずに、解凍したときもジューシーに味わうことができます。
急速冷凍ができない場合は、ハンバーグを1人分ずつサランラップに包み、金属トレーに乗せて冷凍しましょう。
凍ったら、ハンバーグを取り出して、フリーザーバックなどの密閉できる袋へ入れて、再び冷凍保存しましょう。
1か月程度冷凍保存が可能です。
もし、タネの状態で冷凍する場合も1人分ずつサランラップに包んで保存すれば、冷凍保存も可能ですが、ひき肉を混ぜて冷凍してしまうことにより肉汁がでてしまうため、うまみが外に逃げてしまい、食感も悪くなります。
また、最近が繁殖する可能性もでてくるので、タネで保存するよりは、火を通したハンバーグを冷凍保存するほうがメリットが多くあります。
タネの状態で冷凍保存する場合は、2週間を目安に食べるようにしましょう。
冷凍したハンバーグの解凍方法は?
火を通したハンバーグの場合冷凍する前にしっかりと火を通したハンバーグを解凍する場合は、電子レンジで温めるだけですぐに食べることができます。
また、電子レンジの解凍機能を使えば、ある程度解凍させてから、クッキングシートやアルミホイルなどにハンバーグを包み焼きすることで、ふっくらとおいしく解凍できます。
タネの状態のハンバーグの場合タネの状態でハンバーグを保存していた場合は、完全に解凍させてから調理する必要があります。
前日からタネを冷蔵庫に移して、自然解凍をしましょう。
電子レンジの解凍機能で、ある程度解凍をし、その後しっかり火を通して調理することも可能です。
解凍したハンバーグを焼く場合は、ずっと強火で調理するのではなく、表面を強火で焼いてからフライパンに蓋をして、弱火で蒸し焼きにします。
そうすることで、肉汁を閉じ込めたジューシーなハンバーグに仕上げることができます。
冷凍ハンバーグの簡単なアレンジ方法は?
冷凍ハンバーグは、市販のソースと合わせると簡単に煮込みハンバーグが作れたりと、とてもアレンジがしやすい料理です。
ここでは、少し変わったアレンジレシピを紹介します。
ハンバーグとトマトの簡単チーズ焼き調理済みの冷凍ハンバーグをあらかじめ解凍しておきます。
グラタン皿に乱切りしたトマトを乗せて塩を振り、1口大のハンバーグをトマトのすきまに並べます。
オリーブオイルとスライスチーズをかけて、トースターで3~4分程度焼いたら完成です。
冷凍ハンバーグでメンチカツ調理済みの冷凍ハンバーグをあらかじめ解凍しておき、お好みでコショウを軽くふります。
薄力粉→溶き卵→パン粉で衣づけします。
180度ぐらいの油でカラっと揚げたらできあがりです。
ハンバーグには火が通っているので、衣に揚げ色がつく程度で大丈夫です。
ハンバーグを最初から作ると、工程が多くて意外と時間がかかります。
しかし、うまく保存して、いろんなアレンジをするだけで、日々のおかず作りがぐっと楽になるので、是非試してみてください。
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