ラタトゥイユは冷蔵庫保存でどれぐらい?コツや簡単なリメイク方法は?
ラタトゥイユはフランス料理の1つで、トマトやナス、ズッキーニなどの夏野菜がたっぷり使われた栄養満点のメニューです。
野菜だけでつくっているのに、しっかり煮込んであるのでコクもたっぷりで、しかも温かくしても、冷たくしてもおいしく食べれるという点も魅力の1つです。
ラタトゥイユを作るときは、いろんな野菜を入れるので、ついたくさん作りすぎて、余ってしまいがちです。
そこで、ラタトゥイユをおいしく保存する方法とリメイクの方法を紹介していきたいと思います。
ラタトゥイユを冷蔵庫で保存する場合は、どれぐらい保存できるの?
また何に入れて保存したらいいの?ラタトゥイユは、丁寧に作れば野菜それぞれに手間をかけて煮込むので、日持ちしやすい料理です。
ラタトゥイユはしっかりと火を通すので、タッパーなどの保存容器に入れて、しっかりふたをすれば、3日程度保存可能です。
ふたを閉める前には、粗熱が取れたことを確認してからにしましょう。
もし冷蔵庫にスペースがあるのであれば、そのまま鍋ごと冷蔵庫に保存するのもおすすめです。
粗熱が取れたら、ふたをしっかり閉めて、鍋ごと冷蔵庫に保存します。
食べるときには、そのまま鍋ごと温めることができるのでとても便利です。
また、先にも書いたように、ラタトゥイユは冷たくてもおいしく食べれるので、作った翌日は冷たいラタトゥイユを味わってもいいでしょう。
そして、お弁当の1品にすれば、豪華なランチを楽しむこともできます。
しかし、保存が悪ければ、食中毒を引き起こす可能性があります。
特に梅雨や夏の時期は、気温や湿度が高くなり、細菌が繁殖しやすくなります。
ラタトゥイユを作った鍋を一晩常温に置きっぱなしにしてしまうと、菌が繁殖してしまう可能性があります。
食べる時にラタトゥイユを温めても、熱に強い食中毒の菌もあるので、「加熱したら食中毒は避けられる!」という訳でもありません。
また、厄介なことにそういう菌は、無味無臭のことがあります。
食べる前にニオイをかいでも、変化を感じないため、気づきにくいケースもあります。
なので、食中毒を起こさないためにも、ラタトゥイユは常温で保存しないようにしましょう。
ラタトゥイユは冷凍庫で保存することもできるの?どれぐらいの保存期間?
たくさんラタトゥイユを作ると、毎日それを食べるのも飽きてしまいますよね。
冷蔵庫以外で長期保存できる方法といえば、やはり冷凍庫で保存する方法です。
ラタトゥイユはたくさん野菜を使っていますが、味付けもしっかりして煮込んでいるので、冷凍庫で保存することもできます。
ただし、イモ類は、冷凍すると食感が変化してしまうので、冷凍には向きません。
イモ類が入ったラタトゥイユを冷凍する時は、あらかじめイモ類を取り除くようにしましょう。
ラタトゥイユを冷凍庫で保存する時も、粗熱をしっかりとってから保存するようにしましょう。
ラタトゥイユを保存する時のおすすめの容器は、ジップロックです。
1人分ずつジップロックへ入れ空気を抜いて、しっかり封を閉めることがポイントです。
1人分ずつジップロックへ入れるのが難しい場合は、ジップロックへ入れた後、箸などで溝をつけて保存すると、使いたいときに使いたい分だけ割って、解凍することができます。
ジップロックがなくて、タッパーで保存する時は、ラタトゥイユを入れた後、表面にサランラップをぴっちりかけて、ふたをしましょう。
サランラップをかけることでより空気を触れないように保存することができます。
冷凍保存したラタトゥイユは1か月程度保存が可能です。
冷凍したラタトゥイユを解凍する時は、食べる前日に冷凍庫へ移しておくか、電子レンジで解凍することもできます。
直接鍋で温めて解凍することもできますが、焦げ付く可能性もあるので、鍋で温める前にいったん電子レンジで解凍し、鍋で温めると失敗せずに解凍できるでしょう。
解凍した後のラタトゥイユの味が、少し落ちたと感じるときは、オリーブオイルを少し足してみると、風味付けすることができます。
ラタトゥイユを簡単にリメイクできる方法はあるの?
残ったラタトゥイユを冷凍庫で保存するのもいいですが、翌日別のメニューへリメイクするのもおすすめです。
ラタトゥイユは、パスタやグラタンにすることもできますし、ピザの具にもなります。
ここでは、ラタトゥイユの色どりを活かしたリメイクメニューを紹介します。
豚しゃぶのラタトゥイユ和えこれは、ゆでた豚肉とラタトゥイユを和えるだけの簡単リメイクレシピです。
このメニューをおいしく作るコツは、ラタトゥイユに少量のポン酢を加えるということです。
ポン酢の量は、ラタトゥイユの味を見ながら、お好みの量で調整してください。
ポン酢で味を調えたラタトゥイユを、豚しゃぶに和えて完成です。
厚揚げグラタン厚揚げを一口大に切って、耐熱皿に並べて、塩を振っておきます。
その上へラタトゥイユとチーズをのせて、トースターで焼き色がつくまで焼いたら完成です。
お肉を使っていませんが、厚揚げでボリュームアップになり、低糖質・高たんぱくなのでダイエットにもピッタリの1品です。
特に、夏に活躍するラタトゥイユは、野菜がたっぷりで栄養満点であり、しかも温かくても冷たくてもおいしく食べれ、リメイクも可能という、魅力たっぷりなメニューです。
たくさん作って、正しく保存しておけば、暑くて料理をする気がしないときのお助けになるでしょう。
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