しらたきは賞味期限が切れても食べられる？傷んだときの見分け方は？美味しく保存する方法は？

2021年4月3日2021年11月12日

しらたきは鍋料理や煮物、ダイエット料理などに幅広く活躍する食材です。

賞味期限も、開封していなければ３か月程度冷蔵庫で保存できるものもあるので、そのまま冷蔵庫に眠ってしまい、いつの間にか賞味期限が切れてる！ってこともあると思います。

そこで賞味期限が切れたしらたきは、食べることができるのか、傷んだしらたきはどうなるのかなどを調べたので紹介したいと思います。

しらたきは賞味期限が切れても食べられる？

しらたきは加工している食材なので、比較的賞味期限が長く設定されています。

賞味期限が切れて数日経過しても傷んでいないことが多く、実は食べれることがほどんどです。

そもそも、賞味期限とは、未開封の状態できちんと保存していた場合、表示されている期間は「おいしく食べれる」期間を指します。

しらたきのような加工食品や缶詰など、製造してから６日以上期限を設けられている食品に賞味期限を設けています。

一方で消費期限は、表示されている日付まで「安全に食べることができる」期限を指しています。

お弁当やパンなど、製造してから５日以内の傷みやすい食品に表示されています。

これらのことを踏まえると、しらたきの賞味期限が多少過ぎていても、きちんと保存していれば食べることができると言えます。

製造会社にもよりますが、しらたきの賞味期限は製造日から3～4か月程度です。

ただ、農林水産省の取り決めにより、かなりゆとりを持って賞味期限を設定しているので、実際の賞味期限はその２倍の6～8か月は食べることができるでしょう。

しらたきの賞味期限が切れた場合、どのように変化するのでしょうか。

多少賞味期限が切れた場合でも、先に書いたように「美味しく食べれる」期限を過ぎただけなので、見た目に明らかな変化が見られません。

では、しらたきが傷んだ場合、どのような変化が現れるのか調べたので、紹介します。

ぬめり気があるしらたきは９０％以上が水分でできているので、触ると弾力がありツルツルとしています。

しかし、傷んでくると触ったときにぬるっとした感じになります。

よりひどくなると、指で押すだけでしらたきがつぶれてしまい、糸を引いたりします。

このように変化してしまったしらたきは、傷んでいるので食べないようにしましょう。

変なニオイがする通常のしらたきは、こんにゃく独特のニオイは多少ありますが、あまり気にならない程度のニオイしかしません。

しかししらたきが傷んだら、酸っぱいニオイや鼻を刺激するようなニオイがします。

こういうようなニオイがする時は傷んでいる可能性が高いので処分しましょう。

保存している袋が膨らんでいるしらたきは袋に入った状態で売られています。

未開封の状態でしらたきが傷んだ場合、その袋が膨らんでしまいます。

これは、菌がガスを発生させて袋を膨張させているからです。

袋がパンパンになってしまっている場合は、食べないほうが安全です。

また、しらたきが浸かっている水が変色しているような場合も傷んでいる可能性があるので処分するほうがいいでしょう。

しらたきの賞味期限がどの程度切れたら食べないほうがいいのかを明言することはできませんが、ここに書いた見分け方を参考にしつつ、食べる時は自己責任の範囲内で食べるようにしてください。

最初にも書いたように、正しく保存していればしらたきは長期間保存することができるので、正しい方法を紹介しておきます。

しらたきの正しい保存方法は、しらたきの入っている袋に書かれているのでそちらも参考にしてください。

未開封のしらたきは、直射日光と高温多湿の場所でなければ常温で保存できます。

そういう場所がなければ、冷蔵庫に保存するのが一番適しています。

しかし、チルド室や冷風口の近くは温度が低くなっているので、しらたきの食感が変わる可能性があるため、それらの場所を避けて保存するようにしましょう。

開封したしらたきを保存する場合は、容器にしらたきを入れて新しい水で浸します。

冷蔵庫に保存するとしらたきが乾燥してしまうので、しらたきがひたひたに浸かるまで水を入れることと、蓋などをすることがポイントになります。

開封したしらたきは、２～３日中に使い切るようにしてください。

今回は、しらたきの賞味期限が切れても食べれるのか、賞味期限が切れたらどうなるのか、おいしく保存する方法などをまとめました。

しらたきは長期間保存保存でき、また多少賞味期限が切れても食べることができるということがわかりました。

しらたきは、賞味期限が切れても見た目に変化が表れにくいので、調理する時はしらたきが傷んでいないか、しっかり確認してから使用するようにしましょう。