にんじんは冷蔵庫保存でどれくらい?賞味期限っていつ?
カロテンが多く含まれている野菜といえばにんじん!!
βカロテンは抗発ガン作用や免疫力を高めてくれる野菜とも言われています。
ここでは、毎日摂取したいにんじんを長期保存させる方法やにんじんの賞味期限、冷蔵庫保存することによる栄養素の変化などについてお教えします。
にんじんを冷蔵庫保存して長持ちさせる方法
一度にたくさん買ってきたにんじんも、家庭菜園でたくさん収穫できたにんじんも上手に保存すれば長期保存が可能です。
買ってきたままを冷蔵庫に入れて保存しておくと水分が抜けてカラカラになったり、逆に蒸れてカビが生えてきたりもします。
健康のために毎日食べたい食材ですので、賢く保存しましょう。
方法1
- にんじんを一本ずつ新聞紙やキッチンペーパーなどでつつみます。
- 包んだにんじんをポリ袋に入れて口を軽く締め、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。
- にんじんの乾燥を防ぐために新聞紙やキッチンペーパーなどで包みます。
- にんじんの表面に水がつくと傷みやすくなるので、水分は拭き取りましょう。
- ポリ袋の口をしっかり締めると密閉され蒸れてしまうので、軽く締めるようにします。
- カットして余ったにんじんは、ぴっちりとラップをしてポリ袋に入れます。
- 切り口から乾燥してくるので、早めに使い切るようにしましょう。
ちなみに・・・保存期間が長くなると「ヘタ」から芽が出てきた経験ありませんかにんじんはヘタの近くに成長点があり、時間がたてば経つほど根の方から栄養素を消費して芽を伸ばそう伸ばそうと頑張ってしまいます。
そのため、一度に使いきれない場合は、ヘタの方から使っていくといいようですよ。
家庭菜園で収穫した!もしくは、土付きのにんじんを手に入れた!場合は、土を落とさず、そのままにして新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れ口を軽く締めます。
植物はみんな育った時と同じ環境を好みます。
その状態を保ってあげるとより長期保存ができる!というわけです。
立てて保存する!というのもそのひとつです。
もっともっと長期保存する方法教えちゃいます。
なんと約1ヶ月!!乾燥させてから冷蔵庫で保存!!!!
しかも!!旨味・栄養が凝縮!!しかも!!時短調理ができる!!ズバリ干し野菜!!
ひと手間ですが、わたし個人的にはこの方法がこのみです。
方法2
- にんじんを千切り、いちょう切り、輪切りなどにカットします。
- 風通しの良い場所で2日ほどザルの上などで天日干します。
- ポリ袋に入れて口をしっかり締め、冷蔵庫で保存します。
- 干して乾燥させることにより、長期保存が可能になります。
- 使いそびれのないように日付を記入しましょう。
- 用途に合わせてカットし、湿気の少ない日に天日干しましょう。
- カットした後は水分が残っているのでキッチンペーパーで拭き取ってから干します。
- 夕方から夜は干しっぱなしにせず、部屋の中にしまい、翌日に再び干します。
- 干したにんじんは、煮物・漬物・炊き込みご飯・お味噌汁の具材︎などに利用できます。
にんじんの賞味期限っていつ?栄養素って時間が経つと変わるの?
にんじんも保存期間が長くなると表面の色が変わったり、中の部分が白っぽくなり味や風味も悪くなります。
にんじんの冷蔵保存目安としては、約2週間といった感じでしょう。
乾燥させてから冷蔵保存した場合は、約1ヶ月程度が目安です。
気になる栄養素についてです!!
保存方法によって、栄養素が2倍にも、3倍にもなります。
それが・・・冷凍保存です!!
生の状態より冷凍保存したものの方がなんとルテインは3倍!!βカロテンは2倍!!ビタミンCとポリフェノールも増えることが分かっています。
天日に干す(干し野菜)ことで、野菜に含まれるビタミンや鉄分、カルシウムが増えるとも言われています。
時間経過による栄養素の変化では、買ってきたままの状態で保存しては鮮度が落ち、ビタミンなどの栄養素が減ってしまうことが分かっています。
いわゆる劣化です。
超簡単オススメのにんじんレシピ
栄養まるごとにんじんご飯
材料
- 人参2分の1本
- 米3合
- 水
作り方
- お米を研ぎます
- 1を炊飯器に入れ、分量の水を入れます(普通にご飯を炊く分量です)
- 千切り(スライサー可)したにんじんを合わせ入れます
- 炊飯器のスイッチをON以上です。
味は普通の白米です。
にんじんの風味は感じられませんが、栄養まるごとです。
我が家でご飯を炊くときは、普通ににんじんが入っていて通年【栄養まるごとにんじんご飯】です。
野菜嫌いの子供もパクパク食べちゃいます。
家族からのクレームは未だありません。
ぜひ一度お試しあれ。
まとめにんじんに含まれるβカロテンは、体内でビタミンAなどに変換され、免疫機能の改善、ガン予防、美肌効果、皮膚や粘膜の維持、視力の維持などの効果があるとされている栄養素です。
保存する際は紙などで包み、野菜の呼吸、成長を止めて劣化を抑えることがポイントのようです。
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