松茸を冷蔵庫で保存したときの保存期間は?冷凍庫で保存できるの?

秋の味覚の1つである松茸!

食感や味もさることながら、やっぱり松茸特有の香りが特別感を演出してくれます。

しかし、キノコの中でも値段は高額で、食卓にのぼるのは珍しい食材です。

そんな高価な松茸を手に入れても、正しく保存していないと、せっかくの味や香りが落ちてしまいます。

そこで、適切な処理や保管方法とおすすめの食べ方、松茸の選び方を調べたので紹介したいと思います。

松茸は冷蔵庫で保存するとどれくらいの期間保存できるの?保存方法やおすすめの食べ方は?

松茸は常温で売っているのを見かけることが多いですが、常温で保存した場合の賞味期限は2日程度と言われています。

すぐに食べない場合は、冷蔵庫に保存するようにしましょう。

適切に冷蔵庫に保存すれば、4~5日は保存することができます。

冷蔵庫に保存する前に、まず松茸の下処理をしましょう。

松茸の根元を触ると、硬い部分があります。

そこが松茸の石づきなので、それを包丁で軽く削りましょう。

切り落としてもいいのですが、松茸をそのように切ってしまうともったいないので、できるだけ食べる部分を多くしたいですよね。

石づきを削ったら、次は松茸の汚れを取ります。

この時流水で洗うのではなく、ボールなどに水を張って松茸の汚れている部分をサッとこすって洗います。

長く水に浸けてしまうと、松茸の栄養分や香りが逃げてしまうので、短時間で行うようにしましょう。

他にも、水で湿らせた指で松茸の汚れた部分をこすったり、ペーパータオルなどで拭うように取ります。

松茸は水に浸けて汚れを落としたりしませんが、しっかりと洗わないと食中毒を起こした例もあるようなので、きちんと汚れが取れたか確認してから調理に移りましょう。

汚れが取れたら、松茸に付いた水分を乾いたキッチンペーパーで拭ったら下処理は終了です。

冷蔵庫に保存する時は、下処理をした松茸を乾いたキッチンペーパーで1本ずつ包み、サランラップを巻きます。

あとは、ジップロックへ入れて空気を抜いて封をして冷蔵庫へ保存しましょう。

松茸は、霜がついてしまうと、香りが逃げてしまうので、チルドルームや野菜室へ保存するのがベストです。

買ってきた当日は、松茸の香りが存分に楽しめる「焼き松茸」で味わうのが一番おすすめの食べ方です。

新鮮な松茸は香りが抜群なので、「焼き松茸」にして素材の味と香りを存分に堪能しましょう。

冷蔵庫に数日保存した松茸は、買ってすぐ食べる松茸より香りが少し逃げてしまうので、「松茸ご飯」や「すき焼き」などにして食べるのがおすすめです。

香りが逃げるとは言っても、適切に下処理して保存しておれば十分に松茸の香りを感じることができます。

松茸は冷凍庫で保存できるの?冷凍保存したときのおすすめの食べ方は?

松茸は冷凍庫で保存することができます。

冷蔵庫で保存する時と同じように下処理をした松茸を、空気に触れないようにしっかりとサランラップで包み、ジップロックに空気を抜いて保存します。

可能な限りしっかり空気を抜くようにしてください。

松茸をカットして保存することもできます。

しかし、松茸が空気に触れる面積が増えるので早めに使い切ることをおすすめします。

丸ごと松茸を冷凍庫で保存した場合は、1か月程度保存することができるので、カットした松茸はそれよりも早く食べるようにしましょう。

冷凍した松茸を食べる時は、完全に解凍するのは厳禁です。

解凍する過程ででるドリップに松茸の旨味が詰まっているので、完全に解凍すると旨味が抜けてしまいます。

なので、料理する時は凍ったまま使うや半解凍で使う理想です。

冷凍庫で保存した松茸は、特別な日を演出してくれる「土瓶蒸し」「茶碗蒸し」「お吸い物」にして、お正月に楽しむのはいかがでしょう?秋が旬なのでお正月にも松茸を味わえたら、1年の始まりがとても豪華になりますね。

松茸はどれを選んだらいいの?

松茸は他のキノコ類に比べると値段が高いので、やはり買うときはいい松茸を選びたいですよね。

いい松茸の選び方は、下記の3点がポイントになります。

  1. 笠が開きすぎていない
  2. 軸の部分がしっかししており、十分な太さがある
  3. 持ったときにずっしりしている松茸を選ぶときは、国産か外国産か悩むこともあるかもしれません。

本来は、外国産の松茸も国産と同様の品質を保たれていると言われています。

しかし、松茸は収穫してから時間が経てば経つほど香りが逃げてしまうので、香りを十分に楽しみたい場合は国産を選ぶ方がいいかもしれませんね。

鮮度が命の松茸!

一番おいしい食べ方は、やっぱり買ってきたらすぐ食べることです。

でも松茸は高価なので、長く楽しみたいという気持ちもあると思います。

松茸がたくさん手に入ったときは、いろんな保存方法し、それにあった調理をすれば、いつでも松茸をおいしく楽しめるのでぜひ試してみてください。