ビスケットの賞味期限や保存方法は?冷蔵庫?常温?
ビスケットは、小麦粉で作られた焼き菓子です。
サクサクした食感がおいしいですよね。
イギリスではビスケット、アメリカではクッキー。
フランスではサブレと呼ばれています。
私のイメージは、ビスケットといえばブルボンのマリービスケットですね。
表面がツルっとしていて、牛乳にひたして柔らかくしてよく食べていました。
そんな昔からある素朴な味なビスケットの賞味期限や保存方法などを紹介します。
しけてしまったり余ってしまったときの、リメイクレシピもありますよ。
ビスケットはどうやって保存する?賞味期限は?
封をあけたビスケットなどの小麦粉を使ったお菓子は、基本的には常温で保存します。
1週間ほど保存しても大丈夫です。
ただ、ビスケットが水分を吸収してしけてしまうと、サクサクした食感がなくなり、固くなっておいしくなくなってしまいます。
そうなると、1日で食べられなくなってしまうこともあるので、気を付けてください。
くわしい保存方法を次に紹介します。
ビスケットの保存に強い味方!乾燥剤を再利用しよう
ビスケットは乾燥剤と一緒に保存することをおススメします。
とくに湿気が気になる梅雨から夏にかけて。
ビスケットの大敵は、湿気ですからね。
乾燥剤は、市販されているビスケット、クッキー、せんべいなどと必ず一緒に入っています。
「食べてはいけません」と書いてある小さい袋や、シリカゲルなどがそうです。
それらを捨てずに、ビスケットなどの湿気に弱いものと一緒に、密閉できるタッパー、密閉できるビニール袋、缶などに入れておくと安心です。
私は乾燥剤を塩、顆粒だしなどの、湿気を含むと固まってしまうものにも入れています。
食品に使っていたものなら、安心して再利用できるので、買う手間もお金もいりません。
もちろん購入したもののほうが、安心ですけどね。
ただし、砂糖は乾燥すると大きい塊ができてしまうので、入れないようにしましょう。
ビスケットを冷蔵庫で保存すると?
暑い夏は、ビスケットを冷蔵庫へ保存すると良いですよ。
気温の変化が少ないので味と風味が長持ちしますし、暑い日に食べると、ひんやりしたビスケットが気持ちいいです。
ビスケットは、タッパーや密閉できるビニール袋などに乾燥剤をいれたもの保存し、湿気やにおいから守って冷蔵庫へ保存しましょう。
冷蔵庫って乾燥するから、そのままでも良いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、最近の冷蔵庫は、ラップをしなくても鮮度が保てるものなど、じつは湿気がある程度保たれているものがあります。
そうでない冷蔵庫も、湿気やにおいを吸いやすいビスケットなどの乾きものは、他の食品のにおいが移って風味が落ちてしまうので、密閉できる入れ物にいれて保存しましょう。
ビスケットを冷凍してみると、どうなる?
封を開けた状態のビスケットを冷凍保存すると、2週間くらい保存ができます。
密封できるチャック付きのビニール袋などへ入れ、空気を抜いて冷凍しましょう。
食べる時は外に出して自然解凍、トースターなどで温めても。
凍ったまま食べてみても、冷たくてくせになるおいしさですよ。
水分がすくないので、カチコチにはなりません。
安心して食べてください。
ビスケットがあまったら?リメイクレシピ3選
しけてしまったり、食べきれずあまったビスケットを、リメイクして別の料理へ変身させてみましょう!
パンケーキ
あまったビスケットを粉々にし、牛乳に浸るくらいつけて、つぶしながらふやけさせます。
なめらかになったら、卵1個入れて混ぜます。
パンケーキを作るときくらいのどろどろになったら、フライパンで焼くと、でき上がり。
マシュマロビスケットサンド
ビスケットにマシュマロをのせて、レンジで15秒加熱すると、マシュマロがふくらみます。
マシュマロを取り出して、ビスケットをもう1枚上からはさんででき上がり。
ジャムをビスケットにぬってもおいしいですよ。
ビスケット天ぷら
ビスケットを天ぷらに?とびっくりしますよね。
長野県、山梨県、岩手県などで郷土料理として食べられているそうです。
「かーさんケット」というビスケットを使って、米粉とホットケーキミックスを混ぜた衣で揚げます。
素朴な味でおいしいですよ。
ホットビスケットとビスケットのちがいは?
ホットビスケットとは、ビスケットとは違い、ふんわりとして大きいスコーンのようなもののことです。
アメリカではビスケットというと、ホットビスケットのことのようです。
ケンタッキーで売られているビスケットがそうですね。
ホットビスケットそのものは甘くなく、クリームやメープルシロップなどをかけて食べます。
とっても美味しそうですね。
今はコンビニでも、冷凍されているものがお手軽に買えるそうです。
まとめ
子供のころから大好きだったビスケット。
封をあけたビスケットは賞味期限が意外とみじかく、湿気に弱いです。
1週間、密閉して乾燥材を入れて保存しましょう。
暑い夏は、ビスケットを冷蔵庫や冷凍庫へ保存すると、少し長持ちしますし、冷たさがおいしいですよ。
また、しけてしまったビスケットも、リメイクして食べるとまた違うおいしさが発見できますよ。
意外と色々と使えるビスケット、お好みの方法で食べてみてくださいね。