パイ生地の保存は冷蔵庫ならいつまで大丈夫?保存方法はどうしたらいい?
洋菓子の手作りなんて、素敵ですね。
甘く煮たリンゴをつめたアップルパイの手作りなんて、あこがれます。
パイ生地から作れなくても、冷凍パイ生地を買ってきて、作ることもできます。
もちろん、手作りのパイ生地を冷凍しておけば、とても便利です。
だけど、もし、ホールのアップルパイを作ったら、一度に、食べきれないかもしれませんね。
パイ生地の保存は冷蔵庫ならいつまで?
詰め物をする前のパイ生地だけの保存を考えましょう。
冷蔵で保存する場合は、変質してしまうので、1~2日間で、使い切るようにしましょう。
でも、冷凍庫で保存した場合は、3週間程度は、保存ができます。
パイ生地の保存方法は冷蔵?冷凍?
パイ生地は、傷みやすいので、冷蔵よりも、冷凍保存の方が向いているといえます。
他に、生地が扱いやすいのも冷凍保存のいい点です。
冷凍した生地は、冷凍庫から冷蔵庫におろして、解凍して使いますが、このとき、完全に柔らかくなるまで、解凍するのではなく、半解凍の状態で、形を整えて、焼き上げましょう。
生地の解凍が進みすぎると、焼き上げるのが難しくなるので、注意しましょう。
道具の温度や、室温、手から伝わる体温などでも、解凍が進行するので、注意しましょう。
パイ生地の保存方法はどうしたらいい?
パイ生地を作ったら、すぐに、ラップで包みましょう。
空気が入らないように、ぴっちりと包んでください。
ラップに包んだら、すぐに、冷蔵庫に入れるようにしてください。
そして、できるだけ、早めに焼いて食べましょう。
しばらくの間、保存しておきたいときは、冷凍庫に入れましょう。
冷凍庫から冷蔵庫に移したら、冷蔵保存のパイ生地と同じで、早めに焼いて、食べましょう。
そのためにも、1回分ずつ、解凍できるように、たくさん生地を冷凍にするときには、ラップで分けておきましょう。
空気に触れないため、また乾燥させないために、ラップで包んだパイ生地は、密閉の保存袋に入れて、保存したほうがよいでしょう。
最後に、焼いてしまったパイの保存についてです。
煮たリンゴなど、中身の入ったパイの場合とリーフパイのように中身の具材が入ってないパイ生地だけを焼いたパイの場合では、保存期間が、少し異なります。
アップルパイのように中身の入ったパイは、水分が多くて、しかも、手作りパイの場合、市販のパイと違って、保存料といった添加物が無添加なので、傷みやすいです。
サクサクの焼き立てを食べるのが、ベストです。
冷めると、中身の水分が生地に移ってしまい、サクサク感がなくなります。
手作りのアップルパイなどは、基本的に当日中に食べきるようにしましょう。
特に夏場は、傷みやすいので、パイが冷めきってしまう前に食べきるようにしましょう。
冬場、10度以下であれば、冷蔵庫のような環境なので、2日間くらいは、保つかもしれません。
冷蔵庫に入れて保存した場合、3日間程度なら、食べることができますが、中身によります。
カスタードクリームなどは、傷みやすいので、1~2日中に、食べきるようにしましょう。
たくさん焼いて、保存しておいて、少しずつ食べたいときには、冷凍保存がいいでしょう。
1ヶ月くらいは、保存できます。
電子レンジで解凍したり、冷蔵庫でゆっくり解凍したものを食べることができます。
具材の入ってないリーフパイなどであれば、冷蔵庫に入れなくても、1週間程度は保存できます。
パイ生地だけですから、サクサク感が命ですので、乾燥剤を入れた密閉容器で、保存するとよいでしょう。
中身のあるパイより、長く保存可能とはいえ、風味がおちてきますので、はやめに美味しく食べましょう。
さて、焼き上がったパイを保存する際には、まずは、しっかり、冷ますことがポイントです。
しっかりと冷ましたパイを、ラップでくるんで、冷蔵庫に入れましょう。
冷める前にラップをかけると、蒸気がラップ内にこもってしまい、傷みやすくなります。
冷凍庫の場合も同様ですが、冷蔵庫と違って、ホールのまま、入れるスペースがなければ、解凍して食べることを前提に考えて、切り分けた状態で、ひとつずつラップし、まとめて、密閉の保存袋に入れて冷凍すると、便利です。
その際、袋の空気もしっかりと抜くようにしましょう。
煮た果物などを載せた状態のパイ生地を保存する場合は、冷蔵庫だと、水分が生地にしみてしまい、焼くときに生焼けの原因となるので、冷凍保存にしましょう。
この場合、焼くときに注意が必要です。
解凍せずに、凍ったままで、オーブンに入れて、焼き上げましょう。
時間はかかりますが、一度溶かすと、水分が出てしまうので、要注意です。
まとめ
サクサクとしたパイ生地、美味しいですよね。
特に焼き立てのパイのサクサク感といったら、たまりません。
おうちで、焼いて楽しむためにも、冷蔵保存したパイ生地をうまくつかって、焼き立てを食べきるようにしましょう。
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