岩塩の保存は常温?冷蔵庫?どうすれば良いのか?

岩塩などの塩の保存方法について考えたことありますか?

塩なんて、常温で置きっぱなし、というかたがほとんどではないでしょうか。

塩は意外とデリケートです。

岩塩をよりおいしく、長く保存する方法を調べてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

知らないと損するかもしれませんよ。

岩塩を保存するときに気を付けることは?

岩塩は湿気に弱く、においうつりしやすいです。

密閉できる袋やケースなどにいれて保存し、湿気やにおいから岩塩を守りましょう。

湿気が多い所では、そのままにしておくと、どんどん溶けていってしまいますよ。

普通の塩よりお値段も、味も良いですからね。

おいしいままで保存したいですよね。

岩塩はパウダータイプ、ミルで細かく挽いて使うもの、ブロック状のもの、色々な形で販売されています。

大きいブロックで保存し、食べる時に削る、といった使い方のほうが、長く保存しやすいですよ。

岩塩は常温・冷蔵庫どっちで保存する?

岩塩は通常常温で保存します。

直射日光が当たらない、涼しい所に置いてください。

冷蔵庫の中は温度が低く保たれているため、保存場所としては良いのですが、冷蔵庫のにおいうつり、また冷蔵庫から出して使って、常温に置いたままにした時の温度差によって、容器の中に水滴がついてしまう場合が。

岩塩がしけてしまうので、冷蔵庫はあまりおすすめしません。

特に暑い梅雨~夏の時期は、あっというまに水滴がついてしまい、しけて固まってしまうので気をつけてください。

すぐに冷蔵庫にしまうのを忘れてしまう、という方は特に、涼しい場所に常温保存のほうが安心ですよ。

それでも暑すぎて不安・・・という方は、冷蔵庫に入れるときに岩塩を湿気、においを吸収させないため、密閉した容器、袋などに入れて保存しましょう。

岩塩に乾燥材などを入れるとより安心です。

使ったらすぐ冷蔵庫にしまうことを心がけてください。

岩塩の賞味期限は無いって本当?

塩は無機物のため、賞味期限はなく、何十年も保存しても大丈夫。

なにより、岩塩はそもそも何万年、何億年も昔からあり、そのまま食用として販売されています。

保存食品にも使用されていますし、殺菌作用もあります。

溶けてなくなることはあっても、腐ることはありません。

ただ、においを吸収してしまうと、とてもじゃないけど臭くておいしくなくなってしまうので、そこだけは気を付けましょう。

岩塩が固くなってしまったときサラサラにする裏ワザ

粉状の塩、岩塩が水分を吸収して、カチコチになってしまったとき、もとのサラサラに戻す方法があります。

岩塩を、油をひかないフライパン、土鍋などで炒ってしまう方法。

水分をとばせば元に戻りますよ。

めんどくさい時は、レンジで加熱する方法も。

だいたい大さじ1くらいの量なら1分30秒ほど加熱すると、水分がとんでサラサラになります。

また、少量の炒った米粒を塩の中に入れておくと、乾燥剤になって、サラサラの状態を保つことができます。

もちろん、市販の乾燥剤を入れても効果ありますよ。

岩塩を料理につかうとき注意すること

岩塩はミネラル分を多く含むため、溶けるのに時間がかかります。

料理に岩塩を入れて、すぐに味見した時とあとでは、味の濃さが違うなんてことも。

煮込み料理などはそのことを頭に置いておいてください。

不安な方は、てんぷらやサラダ、肉料理などにふりかけて使うのがおすすめ。

ミネラル分があるので、まろやかな深みのある味になりますよ。

岩塩のうまみって?

岩塩は普通の塩と比べて、とてもまろやか。

普通の塩は、ちょっと多く舐めると塩辛いのですが、岩塩はそういったことがなく、なめてもおいしいです。

動物たちも、ミネラル、塩分補給のために岩塩を食べるそうです。

ほのかな甘みがあるので食べやすく、熱中症対策にも最適。

ついつい多くとりがちになってしまうので、そこだけは気を付けてくださいね。

岩塩は美しいインテリアにも最適

岩塩は色がついたものがあり、色とりどりです。

この色は、産地や成分によって違いがあります。

いちばんよく見るピンクの岩塩はバクテリアによるものきれいな濃いブルーの岩塩は、放射線の影響、ほかにもグリーン、ブラックの岩塩も。

紫外線をあてると赤く光るもの、なんかもあるんですよ。

美しい岩塩の結晶は、まるで宝石のようです。

大きいかたまりの岩塩を部屋に飾ると、神秘的な雰囲気が楽しめますよ。

中にライトを入れて、岩塩のランプなども素敵ですよね。

インテリアとして使っている大きい岩塩の場合、湿気を含むと塩が溶けたりしてしまうので、ときどき天気のいい日に太陽の光にあてて乾燥させてください。

しばらくしまっておく場合は、ジッパー付きのビニール袋などにいれて、密封して保存しておきましょう。

まとめ

岩塩は、常温で保存しましょう。

湿気に弱いので、密閉できる袋や容器にいれて、乾燥剤などを入れると安心です。

もともと岩塩は、何万年、何億年と昔からあるもの。

腐ることはないので、安心して常温保存してください。

岩塩はミネラルを多く含んだ、おいしい塩です。

色とりどりで、宝石のように美しい岩塩も。

おいしさを長持ちさせるため、湿気とにおいがうつらないように注意して、涼しい所で保存しましょう。

湿気がひどい時は冷蔵庫で保存も良いのですが、使うときには水滴がつかないよう気を付けてください。

健康によい、美しい岩塩をとり、幸せな毎日を過ごしましょう。

 

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Posted by yasu