雑炊の素の賞味期限切れは食べても大丈夫?
思いたったらすぐに作れる雑炊の素。
忙しいサラリーマンや、病気のときにとっても強い味方ですよね。
いざというときのために備え、日ごろからストックしている方も多いのではないでしょうか?
長期的に保存ができる雑炊の素ですが、おいしく食べることが出来る期限を知っていますか?
このページでは雑炊の素の賞味期限についてご紹介します。
賞味期限切れの雑炊の素って危険?
雑炊の素は、「賞味期限」と「消費期限」のうち、賞味期限が記載されています。
加工食品にはこの二つのうちどちらかが記載されているのですが、どのように決められているのでしょうか?
雑炊の素は、比較的長期的に保管して食べることが出来るので、「この期間までは美味しく食べられますよ!」という、目安になる賞味期限が記載されています。
一方で消費期限は「お腹を壊す心配があるので、この時期までに食べてくださいね!この時期を過ぎたら食べないほうが良いですよ。」という注意を表す期限のことです。
雑炊の素をはじめ、インスタント食品やスナック菓子などは賞味期限が設定されますから、この期限を過ぎても、数日であれば食べてもお腹を壊す心配はありません。
ただし、少し風味が変わっていたり、味が落ちている可能性はありますから、せっかく食べるのであれば、やはり賞味期限内がおすすめです。
購入したら、商品に記載されている賞味期限がいつになっているかを確認し、その期前後には食べるようにしましょう!
賞味期限切れの雑炊の素を食べちゃった!いますぐ病院に行くべき?
上記でも述べた通り、雑炊の素に記載されているのは「賞味期限」であり、多少過ぎたからといってすぐに腹痛の心配をする必要はありません。
しかし、風邪で抵抗力が落ちているときや、子供、お年寄りなどは注意が必要です。
万が一食べてしまった場合、病院に駆け込む必要はありませんが、食べてお腹の調子が悪いときには、迷わず病院に行くようにしましょう。
また、雑炊の素を使って調理した場合には、記載されている賞味期限は適用されません。
あくまでも賞味期限は、適切な保存方法により、未開封状態での保存を想定して設定されます。
大量に作って、保存したい場合は、作った日から2日前後を目安に食べきるようにしましょう。
保存には冷蔵庫がおすすめです。
雑炊は汁物を含み、ご飯に含まれる糖分などが細菌の増殖には最適なエサとなってしまいますから、作った次の日には腐ってしまっていることも無いとは言い切れません。
特に夏場は気温や湿度が高く、ただでさえ細菌が増えるのに適した環境となりますから、安全に食べるためには冷蔵庫を活用するようにしましょう。
雑炊の素は賞味期限切れでも食べれるのは何故?なぜこんなに保存が可能なの?雑炊の素には、具として、鮭やカニ、卵などが使用されていることも多いですよね。
普通であれば、魚介類や卵は腐りやすいので「消費期限」が設定されるのですが、なぜ雑炊の素は腐りにくく、賞味期限が設定されるのでしょうか?その秘密は製造方法にあります。
雑炊の素の多くは、乾燥もしくはフリーズドライ(凍結乾燥)により製造されます。
そもそも食品が腐る原因になるのは、細菌の繁殖です。
有害な細菌が増殖したり、細菌が毒素を作ったりすることで腐敗が進みます。
しかし、細菌の増殖や活動には栄養分や水分が必要で、乾燥しているところではうまく増殖することが出来ないのです。
魚も、干物にしたり、鰹節にしたりすることで保存食として重宝されていますよね。
食品中の水分量を減らした加工法によって、生の状態では腐りやすい魚介類や卵でさえも、長期的に保管が可能になっているというわけです。
さらに、発売時には保存料も添加してあることが多いですから、ますます長期的に保存が可能になっているのですね。
賞味期限切れの雑炊の素は、食べることができるものの、多少味や風味が変わっている可能性があります。
市販されている雑炊の素の多くは、個別に紙で包まれて、紙でできた外箱に入って売られています。
紙は空気を通すため、湿気に弱く、また外部の匂いも移りやすいです。
保管する場所は、できるだけ匂いのしない場所や、湿気のたまりにくい場所がおすすめです。
雑炊の素のまとめ買いは注意
雑炊の素は賞味期限切れでも食べて良い場合がほとんど!
ただしまとめ買いするときは注意!
スーパーなどで、賞味期限間近の食品が売られていると、その中に雑炊の素が売られていることも多いですよね。
保存もきき、手軽に調理できる雑炊の素は、忙しい人や病気のときには心強い味方となります。
ついつい、買って、気が付いたら、賞味期限切れ・・・となって焦らないためにも、日ごろから賞味期限を確認しておき、その期限内で食べることができるように気を付けたいものですね。
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