賞味期限切れのバターは食べられる?余ったバターの消費レシピもご紹介!
豊かなミルクの風味とコクが味わえるバターは、トーストやホットケーキに乗せるほか、お料理やお菓子作りにも幅広く使われる乳製品の一つ。
カップラーメンやごはんなどにちょい足しするのも人気で、いつもの食事のちょっとした味変にも便利なバターは、冷蔵庫に常備しておかないと落ち着かない…という方も多いのではないでしょうか?
バターは乳脂肪分でできていて水分量が少なめなことから、日持ちする食材です。
なのであまり賞味期限を気にしたことがないという人が大半なのではと思います。
でも、勿体無いとからとちびちび少しずつ使っていたら、酸っぱい匂いがしてきたり、表面にポツポツとカビが発生したりと、やはりバターにも使い切らなければならない期限はあります。
今回の記事では、バターについて賞味期限、たくさん余らせてしまった時にも使える消費レシピなどをまとめてみました。
セールの時にうっかり買いすぎてしまったバターにお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
バターの賞味期限が切れそうな時おすすめの保存法!
バターの賞味期限は、メーカによって多少のばらつきはあれど、おおよそ製造日から6ヶ月間が多いようです。
未開封であれば半年間は美味しさを保てるので、毎日トーストを食べる方や料理やお菓子作りによく使う方なら、ちょっと多めにストックしておいても安心して使えそうですね。
また、賞味期限は6ヶ月ですが、それを過ぎたからといってバターはすぐに使えなくなるわけではありません。
未開封で冷蔵庫に適切に保管されているものであれば、1年ほど経っても安全的には問題ないですが、賞味期限を過ぎたバターは味や風味が落ちて行きますので、そのままよりはお料理やお菓子作りに使うのがいいですね。
ただ、一度開封してスプーンやバターナイフに触れたり、空気に接触した場合は、できるだけ早く使い切らなくてはなりません。
使い切る目安はおよそ2週間です。
開封後のバターは専用のケースに入れたり、ぴったりとラップにくるんでタッパーやチャック付きの保存袋に密封すると良いでしょう。
その時使いやすいように一回分ずつ先に切り分けて保存しておくと楽ですし、使うたびにバターに触れずに済むので衛生的です。
もし、トーストに塗る程度しか普段は使わず、2週間以内に食べ切ることが難しい場合は冷凍してしまうのも有効です。
一回分ずつの量をラップで包んで保存用袋に入れて冷凍しておけば、使いたい時に自然解凍ですぐに使えます。
先にご紹介したように、冷蔵庫に保管する際にもう切り分けておくと、冷凍保存に移行するのも楽々スムーズです。
しかし、きちんと保管したつもりでも冷蔵庫内の環境や、うっかり細菌の繁殖が起こってバターが劣化や腐敗してしまう事態も珍しくありません。
以下のような特徴が見られたら、たとえ賞味期限内であっても食べるべきではありませんので注意して確認するようにしてください。
- 油の腐ったような匂いがする(酸化)
- 腐ったような異臭
- 冷蔵庫内なのに液状化している
- 表面にカビ
このようになると、風味の劣化だけでなく腐敗が始まっていて体に不調をきたす可能性もありますので食べないようにご注意を。
賞味期限切れのバターが余った…そんな時使える大量消費レシピはこれ!
安い時にまとめ買いをしたものの、あまり使う機会がなくたくさん余ってしまった…なんとか使い切りたいけれど、パンに塗ったりちょっとお料理に足す程度では中々一度に消費できません。
そんな時に是非試したい、バターを使ったレシピのご紹介です。
美味しいお料理ばかりなので、この際カロリーのことは一度忘れて、たっぷりバターを味わいつつ賢く大量消費して食べきってしまいましょう。
●バターチキンカレー
こってりとした味わいと芳醇なバターの香りが人気のインドカレーです。
トマトの酸味で程よく口もさっぱりし、パクパク食べられます。
からさを抑えればお子様にも人気。
●ショートブレッド
イギリスの伝統菓子でもあるショートブレッドは材料3つとは思えない美味しさ。
サクサクと軽く食べられるおやつに。
●ホワイトソース
たっぷりバターでコクのあるリッチな味わいに。
グラタンやラザニアの他、シチューやクリームパスタソースなど使い道もたくさんあります。
●パウンドケーキ
材料が全て100gずつと計量も楽々なパウンドケーキレシピです。
バターが香る、おもてなしにもぴったりのスイーツ。
お土産にもいいですね。
●絞り出しクッキー
たっぷりバターで贅沢に焼き上げるサクサクのクッキーは何個でも食べられてしまう美味しさです!
ちょっとした贈り物にも最適。
まとめ
身近なようで、意外と使い道に困って余らせることも多いバター。
香りが魅力の食材なので、できるだけ賞味期限の内に食べ切ることがベストではありますが、意外なほど保存も効くこともわかりましたね。
ご紹介したような保存法やレシピを使って、ぜひご自宅に余ったバターを綺麗に使い切ってください。
逆に今まで上手な使い方や保存方法がわからず、バターを買うことに足踏みしていた方は、この機会に挑戦してみるのはいかがでしょう。
お料理の幅も広がり、ちょい足し食材としてもとても優秀なので、もうバターがない日々が考えられないくらいハマってしまうかもしれませんよ。
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