賞味期限切れのインスタントコーヒーは使えるの?賞味期限が切れても大丈夫?
気がついたらインスタントコーヒーの賞味期限が切れていたという経験はありませんか。
賞味期限が切れたコーヒーを飲めると調べてみたらこのような口コミが出てきました。
・賞味期限が半年切れていたけど飲めた
・賞味期限が2年前のものだけど、固まっていないから飲める
・3年過ぎたものでも未開封なら飲める
・賞味期限が10年すぎていたけど安全に飲めた
・消費期限じゃなくて賞味期限だから大丈夫
このような口コミを見つけました。
ですがインスタントコーヒーのもととなっているコーヒー豆は脂質成分を含んでいます。なのでコーヒーは生鮮食品に入るのです。
コーヒー豆の中でもインスタントコーヒーは加工されていて、賞味期限が長い傾向にあります。ですが、賞味期限をきちんと確認しておきましょう。
賞味期限とは何か?
まずは賞味期限とは何かを説明します。
・美味しく食べられる期間
・日持ちする食品につけられている
・試験にクリアした期間×0,8程度係数をかけて算出し、ある程度余裕をもって期間が設定されている。
インスタントコーヒーの賞味期限
インスタントコーヒーは大きくわけて2種類の製法があります。まずはその製法を詳しく説明していきたいと思います。
1つめは「フリーズドライ製法」です。
フリーズドライ製法は、コーヒー液を凍らせ細かく砕き、その粒を真空中で乾燥させる製法です。風味や香りを逃がしにくいのが特徴です。
2つ目は「スプレードライ製法」です。
スプレードライ製法は、コーヒー液を霧状にして、熱風で水分を蒸発させる製法です。水や牛乳にも溶けやすいのが特徴です。
インスタントコーヒーは手軽に飲めるのですが、どのように作られているのかを調べてみたのですが出てきませんでした。
このような製法で作られたインスタントコーヒーの粉は、瓶や袋に詰められます。
では、瓶に詰められたのと袋に入れられたものに賞味期限に違いはあるのでしょうか?
調べてみたところ個包装されたスティックタイプと袋入りの場合の賞味期限は1~2年程度、瓶に入れられているものですと賞味期限は2~3年という具合でした。また、スタバのスティックは8ヶ月程度でした。
製法によって賞味期限の違いはなく、包装の仕方で賞味期限の違いが出てきました。ですが、今言った賞味期限は未開封の状態になります。
開封後は、1ヶ月を目安に使い切ることがオススメです。お得という理由で大きいインスタントコーヒーを買って、数ヶ月かけて飲むことはオススメしません。
ここで作り置きのコーヒーの場合、賞味期限はどのくらいなのかと思ったかたはいませんか。
調べてみたところ作り置きコーヒーの場合、日持ちは冷蔵庫で3日~1週間程度でした。
ですが、すぐに飲まないと風味が悪くなってしまいます。なので早めに飲むことをオススメします。
また、アイスコーヒーではない場合は当日中に飲みきってしまった方がよいでしょう。
コーヒー豆やコーヒー粉の賞味期限
通常のコーヒーの賞味期限を調べてみました。
ですが調べてみたところ商品によって期限の差があり、2ヶ月程度から1年程度という結果になりました。
賞味期限が切れたインスタントコーヒーは使えないの?
これまでの記事を読み、じゃあ賞味期限が切れたインスタントコーヒーは風味も落ちてしまうし飲まない方が良いのかと考える人もいるかと思います。
そんなかたに今から絶対飲まないほうがいいインスタントコーヒーの特徴と、賞味期限の切れたインスタントコーヒーでも使える使い方を紹介していきたいと思います。
絶対に飲まないほうがいいインスタントコーヒー
・さらさらしていなく粉が固まってしまっている。
・振っても固まりが戻らず固い。
・カビのような白いものがでてしまっている
・色が黒やこげ茶などの濃い色になっている。
・溶けた状態になっている。
・明らかな異臭がする。
上のような例がある場合は飲まないほうがよいでしょう。賞味期限切れていても、風味などは落ちますが、飲めないわけではないのです。ですが、早めに飲んだ方がよいでしょう。
また、未開封の状態でも、開けたら白いものがあったというかたは、カビではなくカフェインかもしれません。開封後はカビですが未開封のものにカビは生えないのです。なぜ未開封のものに白いものがあるのかというと、保存状態が悪く、成分のカフェインが白い結晶になってしまっているからです。
また、インスタントコーヒーは常温でも冷蔵でも保存可能です。ただし、冷蔵の場合酸素や湿気は防ぐことは出来ます。ですが、冷蔵庫の中と室温の温度差で傷んでしまうことがあります。
賞味期限切れのインスタントコーヒーの活用方法
調味料や食品として
風味が落ちてちょっとというかたは、カレーの隠し味として使うのはどうでしょうか。とてもコクが出てきて美味しくなります。
賞味期限が切れていても比較的安全に食べられます。
またカレー以外にもコーヒークッキーやゼリーなどでも使えます。コーヒークッキーとコーヒーゼリーの作り方を記載しますね。
1度作ってみたのですがとても美味しかったです。
コーヒーゼリーの作り方
材料:粉ゼラチン2.5グラム
インスタントコーヒー粉 大さじ2
水 500ミリリットル
- 材料を全て合わせ冷蔵庫で冷やします。
- 冷えてゼリーになったものにお好みでミルクなどをかける
ちなみにオススメは練乳です。
コーヒークッキーの作り方
材料:バター 50グラム
砂糖35グラム
薄力粉 180グラム
卵 1つ
インスタントコーヒー粉 20グラム
- バターを常温にし、砂糖を入れ白っぽくなるまで混ぜる!
- 卵を入れてまぜる。
- 薄力粉をふるう。だまにならないようにゴムべらでさっくり混ぜるこの時にコーヒー粉を入れる。
- オーブンを180度に余熱。
- 生地を厚さ5ミリ程度にのばし食べたい大きさに切る
- オーブンで25分焼く。
これでコーヒークッキーの完成です!とても美味しいので試してみてください!
召集剤・脱臭剤として
フタに穴をあけた容器にインスタントコーヒーを入れ、靴箱などの隅に置くと消臭・脱臭の効果があります。
灰皿に入れるとタバコの匂いを軽減することも出来るそうです。
まとめ
・インスタントコーヒーの賞味期限が切れると飲むことには問題はないが、風味が落ちるため1ヶ月以内に飲みきるのがオススメ。
・インスタントコーヒーから悪臭やカビ・粉が固まったりしていたら飲まない方がよい。
・賞味期限が切れたインスタントコーヒーは飲むこと以外にも活用方法がある。
私の家では、家族がコーヒーを飲むのですが、賞味期限がいつも切れてしまい捨ててしまっているので今回調査をして、飲むこと以外にも賞味期限の切れたインスタントコーヒーを活用しようと思いました。
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