うどんの賞味期限を種類別にまとめてみた!
ラーメン、パスタ、そば、そうめん…麺類も色々ありますが、うどんは様々な麺類の中でも日本人にとって特に馴染みが深いものの一つ。
癖のない麺なので和食を始め洋風や中華と、広いアレンジので楽しめる老若男女問わず人気の主食です。
消化も良く、風邪をひいたとき・胃腸の調子がよくない時の食事としても定番ですよね。
そんなうどんですが、スーパーを探しただけでも乾麺・生麺・ゆで麺・冷凍麺など多くのタイプが売られています。
疲れていて料理する気分ではないときや、手のこんだ調理をする時間がないときでも、茹でるだけと言う手軽さなので、何かしらのタイプを家に常備している方も多いでしょう。
しかし、うどんの賞味期限についてしっかり確認してから購入すると言う人は、意外と少ないと思います。
保存がきく乾麺、すぐ茹でられるゆで麺、お家で手打ちのお店のような味が楽しめる生麺…味や使い方のイメージもそれぞれですが、賞味期限も結構異なります。
ちょっと困ったときに助かるからと買っておいても、賞味期限切れで食べられなかったらもったいないですよね。
今回は、うどんの種類別の賞味期限についてまとめてみました。
そして茹でてみたら量が多すぎて余らせてしまったうどんの保存方法もご紹介しますので是非参考にしてみてくださいね。
乾麺・生麺・ゆで麺…それぞれの賞味期限とおすすめ調理法!
先ほど少し触れたように、市販のうどんにはいくつかの種類があります。
それぞれの特徴と賞味期限についてはこのようになっています。
ゆで麺
特徴:スーパーなどで3玉パック100円程で購入できるゆで麺。すでに茹でられているので30秒〜1分ほどさっと湯通しするだけですぐに食べられます。
食感は柔らかめで消化がよく、お子様や歯の弱い高齢者にも最適です。
賞味期限:冷蔵庫保存・3〜5日
おすすめ調理:煮込みうどん、あたたかいうどん、焼うどん
乾麺
特徴:乾燥させた麺。常温保存が可能で保存食にもなるうどん。
茹で時間を短縮するように平打ちになっているものも。
茹で時間は10分〜15分程度と長めです。
シコシコとした歯ごたえで食べ応えも抜群。
賞味期限:常温保存・1〜3年
おすすめ調理:ざるうどんなど、冷たいうどん
生麺
特徴:手作りの打ち立ての麺に近い食感を自宅で簡単に味わえる生麺。
添加物もほとんどいれず、シンプルな材料で作られている事が多いです。
その分ナマモノと同じ扱いで賞味期限が短いので注意も必要。
茹で時間は10分程度と少し長めです。
しっかりとした強いコシと、小麦粉らしい香りが楽しめる本格派。
賞味期限:冷蔵庫保存・2〜3日
おすすめ調理:ぶっかけうどんのような、うどん自体の味を楽しむもの
冷凍麺
特徴:茹で上がったうどんを急速冷凍したもので、モチモチツルツルとした食感が特徴の冷凍麺。
お湯の中で解凍するだけですぐに食べられるので便利ながら、生麺のような作りたてのような食感と味も楽しめます。
賞味期限:冷凍庫保存・半年〜1年
おすすめ調理:温・冷どちらでも
見た目や味だけでなく、調理時間や保存方法も異なる4種類についてご紹介しました。
それぞれ適したメニューも異なるので、その日の気分で購入するタイプを決めてもいいですね。
生麺やゆで麺は数日程度で食べ切らなければいけませんが、乾麺や冷凍麺は長く持ちますので、困った時に使える常備食や非常食としても役立ちます。
量を茹ですぎて余ったうどんの正しい保存方法とは?
一食ずつの個包装になっているゆで麺や冷凍麺ではあまり起こりませんが、どさっと入った乾麺や生麺を茹でてみたら、思った以上の量になってしまって食べ切れなかった
という経験はないでしょうか?
特に乾麺や生麺は茹で前よりも水分を吸収して量が増えるので、うっかりたくさん茹ですぎてしまう失敗も起こりがち。
そんな時の余ったうどんはどのように保存したらいいでしょうか。
①冷蔵庫
その日のうち、もしくは次の日までには食べられるのであれば、お皿に移しラップを
してから冷蔵庫で保存しましょう。
食べる際は電子レンジにかけたり、お湯で軽く温めればOK。
強い匂いを放つ食品を近くに置くと、匂いうつりをするので注意です。
②冷凍庫
茹で済みのうどんでも冷凍することが可能。
一回に食べる量ずつに小分けしてラップし、チャック付きの保存袋の中にできる限り
空気を抜きながらいれて凍らせます。
1食ずつ個包装になっているゆで麺はそのパックのまま冷凍保存もできます。
2週間ほど保存可能になり、食べるときには凍ったまま沸騰したお湯に入れて茹でれ
ば、作りたてのような美味しさに戻ります。
もしくは。ラップに包装のまま電子レンジに入れて解凍してもOKです。
その日のうちにすぐに食べる場合は冷蔵庫でも大丈夫ですが、少し日数があいてしまい
そうであれば茹でた直後に冷凍してしまうのが、美味しさ的にもおすすめです。
冷凍したうどんは日持ちするだけでなく、調理も簡単。
あえて一度にたくさん茹でて小分け冷凍保存をしておき、簡単に食事をすませたいときに使うという賢い利用法もあります。
少量ずつの小分けを作って置くと、小腹が空いた時にお味噌汁やスープに加えて
ちょっとした夜食やおやつにもなりますよ。
うどんの賞味期限のまとめ
スーパーなどで購入できる種類だけでもゆで麺、乾麺、生麺、冷凍麺などたくさんある
ことから人気の高さを伺えるうどん。
味や食感、向いている調理法だけでなく賞味期限もそれぞれ異なりますので、お好みや
どんな時に使いたいかといったニーズに合わせて常備したい食材です。
生麺やゆで麺に関しては生ものと同じ扱いになるので注意が必要ですが、もし余ったり茹ですぎてしまった場合は、冷凍庫で保存することもできるので焦らず対処するようにしましょう。
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