たけのこの冷蔵庫保存方法!皮付き・下処理済み・料理済みそれぞれの保存日数について

2021年6月24日

たけのこは和食に欠かせない食材です  。

たけのこ の旬は、4月から5月。

旬の たけのこ は、独特の風味や食感が持ち味ですよね。

カリウムやアミノ酸、食物繊維が豊富な野菜です。

そんな たけのこ 、季節を感じる野菜のひとつですが、処理の仕方や保存方法によって、美味しくいただける日数が変わってきますので、ご紹介します。

たけのこの冷蔵庫保存方法

その名の通り、竹の子供。

最近は、一年中茹で たけのこ を食べることができます。

旬の時期は、3月下旬~5月です 。

旬の たけのこ は柔らかく、香りが高いのでより一層美味しくいただくことができます。

皮付き 下処理済み 料理済み それぞれの冷蔵庫保存についてご紹介します。

皮付き (山から掘りたての状態のものを言います)

皮付きのまま冷蔵庫での保存はオススメできません。

たけのこ は掘り出されたあと、時間が経てばたつほど、鮮度も味も落ち、アクが強くなっていきます。

いくら上手に調理をしても、苦味が出てしまいます。

いずれにしても たけのこ は鮮度が命です。

6時間以内には 下処理 (アク抜き)をすることをおすすめします。

制限時間までは・・・・温度を変えない・空気にさらさない・水につけないこの3つを気を付けて、新聞紙に包んでおきましょう。

冷蔵庫に入れる場合は 野菜室 へ、なるべく温度変化がないように新聞紙を重ね包みましょう。

下処理済み (アク抜きが終わった状態のものを言います)

米ぬかや唐辛子を使って下処理が終わった たけのこ は、鍋ごと一晩置いて冷ましましょう。

この間にもアク抜きが続いている状態です。

翌日に、 たけのこ の皮をすべてむいて流水でキレイに洗います。

保存容器に水といっしょに たけのこ を入れて( たけのこ が浸る程度の水)冷蔵庫で保存します。

水は毎日取り替えます。

すでに下処理された状態で売られている たけのこ も同じように保存します。

また、下処理済みの たけのこ は冷凍保存することも可能です。

好みの大きさにカットして、キッチンペーパーなどで、水気をよく拭き取り、そのまま冷凍用袋に入れて冷凍します。

冷凍保存の際に、ひと手間加えると、食感をキープできる方法として・・・[カットした たけのこ を冷凍用保存袋に入れたら、砂糖を加えて全体にまぶすという方法です。

こうすることによって、 たけのこ から水分が出にくくなり、より食感や栄養が保たれるそうです。

まぶす砂糖の量は、200グラム~300グラムの たけのこ に対して大さじ1程度が目安です。

(凍ったままの たけのこ を使って、煮物や炊き込みご飯に料理することができます)

料理済み (調理済み、調味済みのものを言います)

好みの味付けに調理された たけのこ ・ たけのこ料理 は乾燥や匂い移りを避けるため、必ずラップもしくはフタ付き保存容器を使い冷蔵庫で保存します。

冷凍保存も可能です。

その際は、煮汁ごと冷凍する!!が、ポイントとなります。

煮汁を入れることで、 たけのこ にスがはいるのを防ぐことができます。

いずれにしても、空気はしっかり抜いて冷凍保存しましょう。

たけのこの皮付き、下処理済み、料理済みそれぞれの保存日数について

皮付き

前にも記述していますが、皮付きの場合は、6時間程度。

最大でも24時間とされています。

たけのこ を掘り上げた時点からどんどんアク(えぐ味)が出てきます。

掘り上げた時点から1時間ごとに10%の旨み成分が、 えぐ味 に変わるとも言われるくらいです。

たけのこ を保存するにあたって、早い段階での下処理(アク抜き)は避けられません。

下処理済み

下処理した たけのこ は、冷蔵庫で5日~1週間程度保存ができます。

とは言うものの、痛みやすい食材ですので、なるべく早めの使いきりたいですね。

下処理した たけのこ を濃い塩水につけておくと1ヶ月くらいは保存できます。

濃い塩水で保存をすると、そのままでは食べられないくらい塩辛くなるので、料理に使うときは、 ※呼び塩 をしてから調理しましょう。

※呼び塩 とは・・・薄い塩水にひたし、塩抜きをする方法のことで、日本では古くから行われてきました。

私は、お正月に使う 数の子 もこの方法で塩抜きしますよ。

冷凍での保存は1ヶ月程度。

冷凍保存の たけのこ を調理に使うときは、解凍せずに使うのがオススメです。

凍ったまま炒めたり煮たりすることで、時短にもなりますし、食感も大きく損なわれることはありません。

料理済み

調味した たけのこ も砂糖をまぶした たけのこ も1ヶ月を目安に食べきりましょう。

新鮮な たけのこ は、お刺身でいただくのもいいですね。

その際は、せいぜい翌日まで、2日の保存期間が限度でしょう。

まとめ たけのこ は食物繊維が豊富です。

食べ過ぎると、お腹の調子が悪くなることがありますので注意が必要です。

旬の野菜を美味しく・長くいただくには、ちょっと工夫した保存方法を用いて、楽しみたいですね。

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