両口屋是清をちこちの賞味期限とおいしい食べ方は?
愛知県名古屋市にある、老舗の名店、両口屋是清(りょうぐちやこれきよ)。
今回はこちらの人気商品をちこちについて、賞味期限やおいしい食べ方を徹底解説します!
をちこちといえば、羊羹をスポンジのような生地で挟んだお菓子で、生地のホロホロ感と小豆のほっくり感で、しっとりしているのに普通の羊羹よりも軽い口当たりが特徴の棹菓子。
飽きのこない上品な甘さなので、和菓子をあまり好まないお子さんなんかでもペロリと食べられる味わいですよね!
抹茶をはじめとしたお茶系はもちろん、お子さんなら牛乳といただくのもオススメです(笑)。
年齢を問わないので、どの家庭でも喜ばれ、おみやげや贈り物として購入を考える人も多いはず。
そこで、賞味期限やおいしい食べ方を知って、贈る相手においしくいただいてもらえるように
【ひと知恵】プラスした贈り物にしてみてはいかがですか?
両口屋是清をちこちの賞味期限は?
をちこちの賞味期限は常温保存で製造日より30日です。(常温保存の常温とは、一般的に15~25℃程度を目安にしています。)
和菓子は、生菓子なら当日中か翌日まで、焼菓子でも5日程度が多く、をちこちは、和菓子としては賞味期限がかなり長い方ですよね。
その点でも贈り物に向いているお菓子といえます!
ただし、開封された場合では空気に触れて雑菌が繁殖しやすくなることや、乾燥によって生地の食感や風味が劣るようになるため、残念ながら『30日絶対大丈夫!』とは言いきれません。
では何日大丈夫か?と言われると、はっきりした数字では答えられませんが…。
少しでも賞味期限を長く保つために、直射日光があたらず、高温多湿にならない場所で密閉容器に入れて常温保存するといいです!
食品が傷んでしまう原因には、水、そして温度と湿度が関係しているので、雑菌が繁殖しやすい高温多湿を避けること、高温になりやすい直射日光を避けることが絶対条件なんですね。
水については、砂糖を多く含む和菓子では、砂糖が食品中の水分を吸ってそもそも傷みにくくできている、ということが言えます。
和菓子は日本の文化でもあり、冷蔵庫のような保存方法がない時代から作られてきたことを考えると、なんとなく納得のいく話ですよね。(使われている砂糖の割合や、使われている他の食材との兼ね合いもあるので、全ての和菓子にはあてはまりません。)
なので、正しい保存法であれば、開封後でも2週間程度はおいしくいただけるのです。
本当に食べられないかどうかとなると、カビや糸をひくなどの見た目に変化がでてくるか、酸っぱい臭いや味がするなど、五感による判断に頼るしかなさそうです。
そうなる前に、開封後はやはり早めに食べきる方が安全です。
開封したかどうかに関わらず、もしも早めに食べきる見通しがない場合では、早い段階で、冷凍保存することをおすすめします。(未開封ならそのままで、開封後なら密閉容器に入れることを忘れずに!)
冷凍だと、さらに2週間~1ヶ月程度保存することができるので、表記された賞味期限よりも長持ちさせることができます。
食べる時は、自然解凍で2~3時間するとおいしくいただけます。
解凍後は、長くても2週間程度を目安に食べきるようにしましょう。
をちこちのおいしい食べ方は?
をちこちは、基本的には常温保存でおいしくいただけます。
羊羹の食べ方の好みにもよりますが、私は食べる時に1~2時間冷蔵庫で冷やすことをおすすめします!
冷やすことによって、羊羹部分がさらりとまろやかさが増し、ホロホロの生地部分も切り分けるときに崩れにくくなって口に入れるまで形が維持されるので、しっかりと口の中でその食感を楽しめるのです。
しかし、一般的には和菓子は冷蔵庫保存には向いていないものが多く、をちこちも、保存の段階では表記どおり冷蔵庫にいれずに常温保存した方がおいしさも長持ちします。
ご飯を冷蔵庫にいれると固くカピカピになりやすいですよね。
ご飯と同じく、でんぷんを材料として使っていることが多い和菓子では、冷えると固くなっておいしくなくなってしまうのです。
まとめ
をちこちの賞味期限とおいしい食べ方について、保存方法との絡みを紐解きながらお話してきました。
食べ物は、出来たてがすぐがおいしい!せっかく贈るんだから、相手にも早く食べて喜んでもらいたい!そんな気持ちが募ると思います。
でも、一番大切なのは、相手への〝思いやり“ですよね。
忙しい生活の中で、『もしなかなか食べられなくてもこうしたらこのくらいの期限までは少しくらい遅くなってもおいしく食べられるからね』と、相手の生活のペースを大切にした一言を添えてプレゼントしてあげられたら、おなかも心もいっぱい満たされる、より素敵な贈り物になるのではないでしょうか?
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