かまぼこの賞味期限は?期限が切れてしまっても大丈夫?
かまぼこをスーパーで買うも、毎回料理に使うようなものではないですからついつい賞味期限が過ぎてしまったことはありませんか。
私もこの前かまぼこの賞味期限が切れたものが冷蔵庫の中から見つかり大丈夫か分からず不安になりました。そこで今回は、かまぼこについて調査していきたいと思います。
賞味期限が切れたかまぼこは食べられるの?
賞味期限が切れたかまぼこが食べられるか調査したところ、未開封で状態が良いものであれば1~2週間賞味期限が切れていても大丈夫だそうです。
かまぼこは、保存料「ソルビン酸」を使っており、賞味期限自体が20〜と長めでに持ちする可能性が高いそうです。
ソルビン酸とは
ソルビン酸とはカビなどの菌の働きを抑制するものです。このソルビン酸によってかまぼこは日持ちすることができるのです。
ソルビン酸がかまぼこにとってどれくらい重要な成分なのかが分かりますね。
ですが最近は保存料のソルビン酸を使っていなくても日持ちがさせられるかまぼこが誕生しているのです。そんなことができるのかと思いますが驚く方法があったのです。
なんと、かまぼこは包装の仕方で日持ちさせることができるのです。包装の仕方はこちらの4つがあります。
- 簡易包装 1週間程度
- 真空包装 15日程度
- ケーシング詰 15日程度
- リテーナ成型 15日程度
こちらの包装の仕方で長いものは15日程度の日持ちが可能です。
ソルビン酸を使っているかまぼこと比べれば5日程度賞味期限は短いですが保存料を使っている食品に口をつけるのはちょっとというかたにオススメのかまぼこになります。
簡易包装と真空包装については何となく想像できるけどケーシング詰とリテーナ成型とは何かと思った方はいませんか。
なので、この包装の仕方について説明したいと思います。
ケーシング詰
特殊なフィルムにすり身を流し込んで、両端をしっかりと金具で密閉し加熱して作る方法
リテーナ成型
板付きのかまぼこを専用のフィルムで包装し、金属の型に入れて加熱し殺菌する。
開封済みの賞味期限が切れたかまぼこはいつまで食べられることができるの?
開封済みのかまぼこは未開封のかまぼこに比べて日持ちしないです。
かまぼこを販売している企業ページを見たところ「開封後は日持ちしないため2〜3日でお召し上がりください」とのように記載されていました。
開封済みのかまぼこ、もちろん未開封でも賞味期限が切れているかまぼこは腐っているかを確認してから食べるようにしましょう。
ですが腐っているかまぼこなんてあまり見たことがありませんよね。なので、かまぼこが腐っているのかが、見た目やにおいでわかる方法があるので紹介したいと思います。
- 表面がねばねばしている
- 糸をひいている
- 鼻を刺すような異臭をしている
- どろどろになって溶けている
- 内側が柔らかくなっている
- カビが生えている
- 袋がパンパンになっている(菌によってガスが発生しているため)
このような様子がある場合は食べないほうがよいと考えられます。
なぜ食べない方がいいかというと、製造工程で加熱・殺菌されている未開封のかまぼこなら問題ありませんが、1度開封してしまって手で触れてしまったかまぼこは黄色ブドウ球菌などの原因菌が付着し繁殖して食中毒を引きおこす可能性があるからです。
かまぼこの保存方法は?どんな保存方法をしてはダメなの?
まずは、かまぼこの保存方法として悪い保存方法から説明したいと思います。この保存方法をしているかたはすぐに正しい保存方法に変えましょう。
- かまぼこを常温で放置してしまっている。
- 夏場にかまぼこを常温で放置してしまってから冷蔵庫で保存する。
このような保存方法をしていた場合、賞味期限が切れていなかったとしていてもかまぼこが腐ってしまうケースがあります。
かまぼこの正しい保存方法
かまぼこは生もののため冷蔵庫で保存しましょう。ですが、冷蔵庫はとても乾燥しています。
なので、かまぼこをラップで包み水分が失われないようにしましょう。
通常の冷蔵室でもよいのですが扉の開け閉めが多いため、チルド室での保存をオススメします。
また、板付きかまぼこを保存する際には板は外さない方がよいのです。
板の役割は製造工程で形を整えるだけではないのです!実は、板をつけることでかまぼこの余分な水分を吸収し、腐敗するのを防いでくれるのです。
また、かまぼこの水分が乾燥してしまってなくなった際には、板に吸収した水をかまぼこに戻して乾燥を防ぐという役割もあるのです。
このように板はかまぼこにとって重要な役割を果たしているのです。
かまぼこは冷凍保存できる?
実は、かまぼこは冷凍保存ができます。
ですが、かまぼこには水分が多いため、冷凍してしまうと水分が氷となり、かまぼこの構造を壊してしまいます。(すが入る)
すが入るとは?
すが入るとは中にぷつぷつと小さな空洞ができてしまうことです。茶碗蒸しやプリンなどを作る工程で、火加減がうまくいかないのと同じような現象が起きます。
そのような現象が起こるのでかまぼこ特有の食感が失われてしまいます。
ですが、逆にかまぼこの構造が壊れることで味がしみこみやすくなります。なので、冷凍したかまぼこを使う際には、汁物や煮物に入れることがオススメです。
かまぼこを使った料理
かまぼこを使った料理を紹介したいと思います。こちらの料理で賞味期限が切れたかまぼこを消費しましょう。
かまぼこ餃子
作り方は簡単です。餃子を作る際に具材の中にかまぼこを入れるだけです。お好みでチーズなどを入れるとおいしいですよ。
かまぼこチーズ
こちらは、かまぼこをフライパンで焼いて、そのあとにチーズも一緒に焼きます。そうしたらとても美味しくできますよ。
まとめ
・かまぼこは、ソルビン酸で日持ちできている
・包装の仕方で賞味期限が変わる
・冷凍保存はできるけど、かまぼこの構造を壊してしまうが味がしみこみやすくなるのでお吸い物などにオススメ
今回かまぼこの調査をして色々なことを知ることが出来ました。これからも今回知ったことを少しでも意識してかまぼこを保存していきたいです。
これからももっとかまぼこの調査していきたいと思った調査でした!
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