わけぎの保存方法は冷蔵庫ならいつまで大丈夫か?

わけぎ 冷蔵庫 保存

わけぎはシャキシャキとした歯ごたえがあって、和え物によく使いますね。

特に3月~4月の旬に採れたわけぎは、みずみずしさと甘味が格別です。

しかし、わけぎは案外傷みやすい野菜です。

今回はわけぎの保存方法についてご紹介します。

わけぎの保存方法は冷蔵庫ならいつまで大丈夫か?

わけぎは、ネギと玉ねぎの雑種で緑黄色野菜です。

根元が多くの株に分かれた葱(ネギ)という意味で、分葱(わけぎ)といいます。

とても傷みやすい野菜で、気温が高い時期の常温保存では、すぐに葉先がしおれて傷んでしまいます。

冬場の低温時以外は、常温保存はしないようにしましょう。

また、買ってきた時に包装されているビニール袋やポリ袋で保存しないことです。

ビニール袋の中で蒸れて、傷みやすくなってしまいます。

冷蔵保存では、切っていない一本そのままの状態のわけぎを濡らしたキッチンペーパーや新聞紙で包み、冷蔵用の保存袋に入れて野菜室に保存します。

こうして冷蔵保存しても、2,3日しか持たないので、早めに使い切るようにしてください。

わけぎの保存方法や容器は何がいい?

わけぎを長期保存するならば、冷凍保存がオススメです。

わけぎを冷凍保存する場合は、わけぎを水洗いしてから、水気をよく切っておきます。

水気を切ったら、お好みの大きさにカットし、そのまま冷凍用の保存袋に入れて冷凍保存します。

冷凍保存の保存期間は、約1か月になります。

または、平らなタッパーのような容器に移して、蓋をして冷凍保存することも可能です。

使用する時は、使用する分だけ、自然解凍してから使ってください。

わけぎの栄養

わけぎは、季節に限らず一年中栽培されているので、いつでも食べることができますが、一番美味しいと言われているのは2月~4月にかけての春先です。

わけぎには、βカロチン、ビタミンCが豊富に含まれています。

βカロチンには、活性酸素(過剰な生産は細胞を傷害し、がん、心血管疾患や生活習慣病などの疾患をもたらす要因となる)の働きを抑制する作用があります。

また皮膚、粘膜、目の網膜を健康に保つ作用のほか、風邪予防や免疫力を強化し細菌やウイルスから身体を守る働きがあります。

ビタミンCは、コラーゲンの生成を促しメラニンの生成を抑えシミを予防してくれるなど美肌効果にも期待できます。

さらに、便秘を改善し整腸作用のある食物繊維、ナトリウムの排泄に関係のあるカリウム、貧血予防の鉄など栄養成分も多く含んでいます。

わけぎの保存食

ここで、薬味としてのわけぎではなく、わけぎを主役にした保存食をご紹介します。

代表的なものがわけぎの保存食「ぬた」です。

まずは、わけぎの根を切り落とし、わけぎを茹でます。

鍋に湯を沸かし、根元から入れ、30秒経ったら、葉の部分を入れ、さらに30秒間茹でます。

茹で上がったら、ザルにあげて冷まします。

わけぎは、ぬめりを取る下処理が必要ですが、取りすぎには注意です。

ぬめりは水溶性植物繊維なので、取り過ぎてしまうと栄養まで逃げてしまいます。

冷ましたわけぎをまな板に横に置き、根元に向かって軽くしごくと、わけぎの中からぬめりが出てきます。

軽く水分を絞る感じでも十分です。

今回は、酢味噌であえる「ぬた」を紹介します。

材料は、わけぎ、油揚げ、味噌、酢、砂糖です。

わけぎを茹でて、適当な長さに切ります。

油揚げは、湯に通し、油抜きして適当な大きさに切ります。

酢味噌は、味噌を酢で伸ばしていき、砂糖を加えます。

できた酢味噌にわけぎと油揚げを和えれば出来上がりです。

保存期間は、2、3日です。

このように、わけぎは薬味としてだけでなく、一品料理としても活躍することができます。

一工夫して、わけぎを美味しくいただきましょう。

わけぎの代用品

店頭に行くと、わけぎに似た野菜を多く見かけませんか?「わけぎ」「万能ねぎ」「あさつき」などなど。

最も分かりやすい見分け方は「根元」にあります。

「万能ねぎ」は、根元が真っ直ぐなのに対し、「あさつき」と「わけぎ」は、根元がぷっくりとしています。

また、「わけぎ」よりも色の薄いものが「あさつき」です。

簡単にですが、「わけぎ」の代用品になりえそうな野菜の特長を紹介します。

  • 青ネギ・・・わけぎと見た目もよく似ていて、風味も近いが、わけぎよりも特有の辛味がある。
  • ニラ・・・わけぎのような食感と見た目があるが、ニラ特有の風味が強い。
  • 万能ねぎ・・・青ねぎを若採りしたもの。風味はねぎですが、主張する感じではないので代用品として比較的使いやすい。
  • あさつき・・・わけぎと同様に球根から採れる野菜で、見た目もそっくりだが、独特の辛味がある。
  • 九条ネギ・・・京野菜の代表で、ネギ特有の風味がありながら、優しい甘みもある。
  • チャイブ・・・海外で料理用として使われているハーブ。見た目は青ネギのような姿をしていて、ネギ特有の風味がありながらもほんのりとした甘みがある。
  • スプリング・・・オニオン見た目も風味も香りもわけぎと同じ。火と通すと甘みが増す。海外のスーパーに置いてある。

わけぎの自家栽培

傷みやすいわけぎを常に身近に使いたい!そんな方は、わけぎを自家栽培してみましょう。

球根は、初夏から出回るようになりますので、病害虫が付いていない鱗茎を選び、プランターに植え付けます。

日当たりが良く、風通しの良い15~20℃の環境がわけぎの生育適温です。

表土が乾いたらたっぷりと水を与え、2週間に一度を目安に追肥しながら育てます。

20~30cmほど伸びたら収穫の時期です。

次に収穫する新芽が伸びやすくなるように、株ごと収穫するか、株元を5cmほど残して収穫します。

もっともっと気軽にわけぎを栽培したい!という方は、「リボベジ(再生栽培)」に挑戦してみてください。

買ってきた根の付いたわけぎを水耕栽培します。

わけぎの根元を5cmほど残し、器にわけぎの根元を入れ、わけぎの根が水に浸かる程度の水を注ぎます。(わけぎに水が浸かりすぎると腐りやすくなりますので注意が必要です)

菌が繁殖しないように、毎日水を取り換え、容器やわけぎの根元にぬめりがないように、きれいに洗います。

直射日光の当たらない、日当たりの良い場所に置いて育て、10~15cmほどになったら収穫です。

この方法は、豆苗をはじめとするかいわれ大根、ブロッコリースプラウト、レッドキャベツスプラウトなどに用いられる有名な方法です。

まずは、この方法で自家栽培に挑戦し、採れたて新鮮なわけぎを身近に味わってみましょう。


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