手作りおにぎりの賞味期限は?余った場合の保存法も!
お弁当や忙しい時の持ち運べる食事として、日本人の誰もがお世話になっているであろうおにぎり。
シンプルな塩にぎりはもちろん、鮭やたらこといった定番の具や塩カルビ、オムライスのような変わり種の具まで幅広い味に対応できる懐の広さも魅力の一つです。
日本人にとって昔からなくてはならない存在であるおにぎりは、家で食べることもありますが、どちらかというと外出時に持っていくもののイメージが強いと思います。
家で握って外へ持ち出すおにぎりは、どのくらいの時間安全に食べることができるのでしょうか?
市販品と違い酸化防止剤や防腐剤といった添加物を加えていない手作りのおにぎりは食品としての安全性は高いものの、時間が立った時に腐敗や状態の悪化が気になります。
せっかく作ったのに、食べようとしたら何か変な匂いがしたり、食べてから体調を悪くしてしまったら元も子もありません。
今回は、家庭で作るおにぎりが何時間ほど食べることができるのか、また余らせてしまった場合の保存法とリメイクレシピについてもまとめてみました。
春を過ぎて暖かくなってくるとますます気になるおにぎりの賞味期限。
美味しく安全に楽しめるよう、ぜひ参考にしてみてください。
手作りおにぎりはできるだけすぐ食べて!余った場合は冷凍も
家でおにぎりを握る場合、素手で握るかご飯をラップ等に包んでから握るか作り方が分かれると思います。
ラップを使わず素手で握る場合、人間の手はどんなに清潔にしてもどうしても表面に
雑菌がいるので、もちろんおにぎりにもその菌が多少なりとも移ってしまいます。
暖かい時期は雑菌の繁殖力が高まるので、2〜3時間以内には食べ切ってしまうのが
安心です。
10度以下になる冬季であっても半日を目安にしたほうがいいでしょう。
直接手で握らず、ラップを使って握ったおにぎりの場合はそれより少し長く持ちます。
春から秋で半日〜その日のうち、冬季であれば1日程度は食べられます。
朝握って持っていくのであれば、素手のおにぎりならお昼まで、ラップのおにぎりなら夕飯までには食べるようにすれば良いでしょう。
ただ、真夏など30度以上のような高温になる季節は室内の常温下に置いても傷みが早い可能性が高いので、持ち運ぶ場合は保冷のできるバッグの中に保冷剤を入れてできるだけ温度を上げないようにする工夫が必要です。
もしたくさん作って余ったので保存しておきたいという場合ですが、実は冷蔵庫はおすすめできません。
なぜかというと家庭の冷蔵庫の温度におにぎりを入れてしまうとお米が固くパサパサになってしまうからです。
コンビニなどのおにぎり専用冷蔵庫は他の冷蔵品を入れているものに比べて温度が高めに設定されているのでお米が固くならず美味しく食べられるのですが、家庭用冷蔵庫ではその温度の設定が無いため、カチカチになってしまいます。
家庭でおにぎりを保存する場合は冷蔵庫に入れてしまうのがベストです。
ラップに包んだ状態で、チャック付き保存袋に入れて冷凍すれば、2週間〜1ヶ月ほど日持ちします。
食べるときは電子レンジで温めてください。
握りたてのようなほかほかのおにぎりが楽しめます。
おにぎりが余ってしまった…そんな時のリメイクレシピ!
ホームパーティーや、お弁当用などにたくさんおにぎりを作ったけれど、作り過ぎて
余ってしまった…ある程度は冷凍保存しながら消費できるのですが、しょっちゅう
おにぎりを食べるのは流石に飽きてしまいます。
そんなときは余ったおにぎりを別の料理にリメイクして美味しく食べ切りましょう。
手軽に作れるこんなレシピがオススメです。
チャーハン
時間が経って固くなったおにぎりでも、パラパラのチャーハンを作るには最適!
こちらのレシピはこんにゃくでカサ増ししてボリュームアップしています。
雑炊
余ったおにぎりをたっぷりの野菜と雑炊に。あまり野菜も片付けられて、おまけに
ヘルシーなアレンジです。
お茶漬け
おにぎりとともに余ったお弁当のおかずなども入れてさらさらっとお茶漬けで頂き
ます。大葉のアクセントがさっぱりとしていい感じ。
ドリア
こちらはコンビニのおにぎりを使用していますが、もちろん手作りおにぎりでも。
カップスープの素を使うので味付けもバッチリ決まります。
焼きおにぎり
表面を香ばしく焼くことで、時間がたったおにぎりでも硬さが気になりません。
醤油の香りで食欲もアップ!
冷凍おにぎりで作るオムライス
冷凍保存をしたおにぎりを程よくこってりとした洋風アレンジで。長期間冷凍した
時に気になる匂いやご飯の硬さを感じさせないリメイクレシピです。
まとめ
手作りのおにぎりの賞味期限はやはり短めなもの。
季節や気温と相談しつつ、できるだけ早めに食べるようにするのが一番安心で美味しくいただけます。
少しでも長い時間もたせるためにも、お家でおにぎりを作る際にはラップを使って直接手で触れないようにするのがオススメです。
でも、もしたくさん作って余った場合は、放置して無駄にせずに冷凍保存をしたり、アレンジレシピでおにぎりを新しい料理に作り変えたりして工夫をしながら食べきりましょう。
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