明太子の賞味期限はどのくらい?冷凍保存もおすすめ
ピリリと唐辛子が効いた明太子は、白いご飯の最高のお供であり、おにぎりの具や様々な料理やお菓子の味付けとしても定番の人気食品。
福岡の名産品としても有名ですね。
明太子はタラの卵巣を唐辛子が入ったつけだれに漬け込んだものです。
普通ならすぐに腐ってしまう魚の卵巣を調味液に漬けることで日持ちできるようにした加工食品で、17世紀ごろに朝鮮半島でスケトウダラの卵を塩辛にして食べていた食文化が起源とされています。
この明太子、元々は生ものであるので賞味期限はあまり長くないのでは?というイメージを持ちますが、実は漬物のように保存を目的に作られ始めたものなので思ったよりも日持ちします。
その賞味期限はどのくらいかご存知でしょうか?
今回は明太子の賞味期限とその保存法についてご紹介します。
また、日持ちするとはいえたくさん買いすぎたり頂き物を消費しきれなくて困った場合のアレンジレシピもまとめてみました。
明太子の賞味期限は?食べきれなければ冷凍保存もおすすめ
まず、明太子は冷蔵庫で保存するということを前提に賞味期限についてご説明します。
明太子の賞味期限は、パッケージに記載されているのでチェックしましょう。
メーカーによって多少差はありますが、基本的には2週間前後に設定されていることが多いようです。
動物性の材料を使用した生モノで2週間持つのは長めですよね。
日々ご飯のおかずで消費されるご家庭なら、セールをしていたら少し多めに買っても大丈夫そうな日持ちです。
ただ、こちらの日数は未開封の状態で保管した場合というポイントは忘れてはいけません。
一度開封したり、切り分けをした明太子は空気中や手、包丁などについた細菌に晒されることになるので、一気に賞味期限は短くなります。
開封したものに関しては2〜3日程度を目安に食べ切るのが安心でしょう。
冷蔵庫内で乾かないよう、ラップをかけたり密封できるタッパー等に移して保管してください。
2〜3日以上を経過してしまったら、火を通して食べるようにするといいですね。
冷蔵庫で保管できる期間内に食べきれなさそうな量がある場合ですが、冷凍保存も可能です。
いくらおいしい明太子とはいえ、しょっぱいものですし一度にそんなにたくさんは消費できませんよね。
冷凍保存する場合は、一回の食事で食べられる分ずつ切り分けてラップで包み、チャック付きの保存袋に入れて冷凍しましょう。
食べるときは食事の時間の1〜2時間前に冷蔵庫に移して自然解凍します。
加熱して料理に使う場合なら、電子レンジにかけてしまっても大丈夫。
冷凍しておけば、1ヶ月ほどは日持ちしますので、いつでもおいしい明太子を好きなタイミングで食べられます。
もし、まとめて購入したりお土産などの頂き物でたくさんもらうことがあれば、すぐに食べる分と冷凍保存する分を分けて早めに冷凍してしまうと新鮮なまま明太子を保管できるのでおすすめです。
冷蔵庫保存だけでなく、冷凍庫も活用して賢く明太子を日持ちさせましょう。
明太子が余ってしまったら?大量消費もできるおいしいレシピ
冷凍保存で日持ちさせたけれど、やっぱり1ヶ月じゃ使いきれない…、あと少しだけどもう普通に食べるのに飽きてしまった…そんなこともありますよね。
そういったとき、なんとか消費しようと無理やり食べるのはせっかくの明太子の美味しさを感じられなくなってしまい、あまりよくありません。
明太子はいろいろな料理に活用できる食材。
ぜひご飯に乗せる以外にも様々なアレンジで楽しんでみてください。
余った明太子を消費するのにおすすめなレシピをご紹介します。
●明太子ふりかけ
電子レンジで手軽にできる明太子ふりかけです。
鰹節やごまの風味も加わってご飯がどんどん進みます。
●明太子の豚肉巻きグリル
お肉にはしっかり火を通し、中の明太子はちょっと半生で仕上げるとしっとり美味しく頂けます。
●明太子バターのトースト
明太子はご飯だけではなくパンにもぴったり!パターのコクもたまりません。
●明太子の卵焼き
だし巻き卵の真ん中にたっぷりの明太子!福岡の屋台ではお馴染みのメニューです。
お弁当にはもちろん、お酒のおつまみにも最適なメニュー。
●明太もちチーズグラタン
余ったおもちの消費にも役立つ、熱々で満足感のあるアレンジメニューです。
明太子とチーズの相性は最高!
●明太子チーズたこ焼き
タコパをするときの変わり種としていかがでしょうか?ソースなしでも明太子そのままの味で楽しめます。
●明太子クリームチーズディップ
パンや野菜につけたり、クラッカーに乗せたりと楽しみ方は色々。
クリームチーズを使っているので辛味もまろやかになり、お子様でも食べられる美味しさです。
まとめ
明太子の賞味期限と保存法、そしてアレンジレシピまでをご紹介してきました。
明太子は意外と賞味期限が長めの食材なので、普通の生モノを扱うよりも焦らずに消費できるところが便利ですね。
もしすぐに消費できないほど手元にあったとしても、冷凍保存もできるので少しずついろいろな料理に活用しながら美味しく食べ進めることができます。
ご紹介したアレンジレシピも、どれもご家庭にある材料を使って簡単にできますし、おかずやお酒のおつまみに明太子味はぴったりなので、ぜひ試してみてください。
保管方法を守って安全に美味しく頂きましょう。
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