鶏肉の賞味期限は?臭いやぬめりがあっても大丈夫?
毎日の料理に、主婦の味方"鶏肉"はかかせないですよね。
安いときに買いだめすることも多いのではないでしょうか?もも肉、むね肉、手羽元、ささみなど部位も豊富で使い勝手がいいですよね。
私も安いからといって買うものの、いつのまにか日にちがたってしまったり、腐ってないかな?と心配になるときがあります。
いざ使うときに臭いやぬめりが出てしまっていて、食べれるのか不安で捨ててしまったことも何度かあります…。
せっかく買った鶏肉をムダにしないためにも、鶏肉の賞味期限や、臭いやぬめりが出た鶏肉は食べることができるのか調べてみました!
鶏肉の賞味期限は?
食品の期限には「賞味期限」と「消費期限」があることは知っていますか?
「賞味期限」はどちらかというと長持ちする食品に、「消費期限」は生物など日持ちのしない食品につけられます。
なので鶏肉の期限は、生のままの場合「消費期限」にあたります。
売られているパックのシールにも、そう書かれていますよね。
そして鶏肉は他の牛肉や豚肉に比べて、期限が短くなります。
肉の水分の量が多いから腐りやすいみたいです。
常温保存は絶対にしないでくださいね。
鶏肉は保存温度4℃で4日の消費期限があたえられます。
なので買ってから2~3日のうちには使いきりたいところですね。
ちなみに保存温度10℃だと1日、0℃だと6日というように保存する温度によって消費期限が変わってくるようなので、おうちの冷蔵庫の温度にも気をつけるといいかもしれません。
冷蔵庫のなかも場所によって温度が違うっていいますもんね。
とは言っても、いちいち温度なんか気にしていられないですし、日が経つにつれて鶏肉の状態もどんどん変わっていきます。
となると、ぬめりやにおいが出てしまった鶏肉は大丈夫なのか、鶏肉が腐った状態はどんなものなのかも気になりますよね。
ぬめりやにおいがあっても大丈夫?腐った状態は?
鶏肉を調理したことがあれば知っていると思いますが、鶏肉には元々少しぬめりがあります。
どの程度のぬめりだと腐っているのでしょうか?調べてみると、水で洗ってもぬめりが残っている場合、傷んでいる可能性があるようです。
触ったときに明らかに鶏肉がネバネバしていると完全に腐っているので、その場合は食べないようにしましょう。
次に、においはどうでしょうか?傷んでいる生の鶏肉からは、嫌なにおいがするようです。
腐った鶏肉からは、酸っぱいにおいやアンモニア臭のようなにおいがします。
鶏肉から不快なにおいや激臭がしたときは注意しましょう。
腐っているか不安なときは、まずにおいを嗅いでみるのがいいかもしれませんね。
ぬめりやにおいの他に腐った鶏肉はどんな状態なのかも知っておきたいところです。
お肉やさんで売っているような新鮮な鶏肉はきれいなピンク色をしていますが、腐ってきた鶏肉は灰色や白っぽい色をしています。
とても美味しそうには見えません。
肉が変色して、水分が出てしまっている鶏肉は危険なようです。
スーパーで買うときもすでに肉汁が出てしまっているものは避けたほうがいいですね。
それと、腐った鶏肉を加熱したときにも腐敗臭がしてきたり、煮込むと大量のアクが出てきたりするみたいなので調理中も気をぬかずに観察しておいたほうがいいかもしれません。
腐った鶏肉がどんなものかはわかりましたが、腐った鶏肉を実際食べてしまっても大丈夫なんでしょうか?
「火を通せば大丈夫~」なんて思っちゃダメですよ!
加熱しても死なない菌もいます。
腐ってしまった鶏肉は、たとえ火を通したとしても危険なことには変わりありません。
鶏肉は鮮度が大事です。
使うまえに消費期限を確かめてくださいね。
消費期限が過ぎて、ぬめりやにおいが強く、変色のしている鶏肉は食べないようにしましょう。
鶏肉の保存方法
買ってきたあとに、ひと手間加えるだけでもお肉の状態がめちゃくちゃ変わります!
買ってきたパックからまず取り出しましょう。
表面についている水分を拭き取り、塩と酒をまぶしてからラップでぴっちりと包みます。
そのあと保存袋などに入れて冷蔵庫で保存しましょう。
どうしてもすぐ使えないときは、冷凍保存がオススメです。
冷凍する場合も、パックのままはNGです。
ラップや密閉保存袋に空気を抜いて入れましょう。
1ヶ月を目安に使いきるのがいいと思います。
調味料などで味をつけてから冷凍させる「下味冷凍」も最近よく聞きます。
味が染み込むことでおいしくなったり、時短にもなりますよ~!
ぜひ試してみてください。
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